私がアート・セラピーを担当している地域#83の学区域主催の
CEA(Certified Education Assistant)トレーニング:学校のクラスで学習に困難がある生徒を支援する役割の養成コースを教えてきました。
2009年に3時間枠で始めた私のアート・セラピーのコース。
受講生より「もっとじっくりと学びたい」という要望があり、
翌年から全日(6時間)コースに延長されました。
昨年度のCEAコースでの講座の内容はこちら↓
http://kokoronoartwork.blogspot.ca/2013/09/9713cea.html
今年はカレッジのVernon(60㎞南の町)キャンパスより依頼を受けて、こちらのキャンパスで講師のデビューをしてきました。
会場のオカナガン・カレッジはオカナガン地区に幾つかキャンパスを持つ教育機関で、高校を卒業した生徒が大学編入のための単位を取得する目的で通う本科と、資格取得や趣味のための生涯学習コースに分かれています。
コースのタイトルは
『アート・セラピー:どんなもので、どのように生徒に効くのか?』
個人主義の北米でのクラス。
私は敢えてグループで座り、ペアやグループでのワークを取り入れています。
今回もCEA(Certified Education Assistant)養成10ヶ月コースの一環としてのアート・セラピーの講座としてコースを教えました。
特に女性のクラスを意識するでもなく自然にクラスに溶け込んでいたM君。
絵を描くのが嫌いな学生も、ちゃんとグループのエクササイズに参加。
久しぶりにオイル・パステルを手にしてのお絵かき。
活発な話合いや真剣な課題への取り組みを見せた学生たち
高校を卒業したばかり、また、孫がいる年代と、さまざまな年代の学生が一緒に学んでいるクラス!
最後に応えてもらった今日の講座のアンケートは、5段階評価の5が並ぶ素晴らしい評価ばかりでした。
「あなたの授業を受けて、アート・セラピーの非言語コミュニケーションの価値がよく分かった」
「アート・セラピーの資格はなくても、自分たちの仕事の中でアートを活用する機会がたくさんあると分かって嬉しかった」
「自分たちだけ今日のクラスを受けるなんてもったいない!全てのカレッジの学生にも受けられるようにして欲しい」
講師冥利に尽きるような数々の感想を頂き、疲れも吹き飛びました。
皆さんの作品を掲示板に貼って『教室内アート・ギャラリー』に。
これからも教育に携わる学生にアート・セラピーについて教えていきたいです。
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