早く暖かい陽射しが射し込む春が来ないかな~
私が生徒に送ったキャンディー入りの『愛』(右)
それを生徒が真似た作品(左)
心を紐解くアート作り:プロセスを大切にする 『心のアート・ワーク』の
カナダBC州公認アート・セラピスト&同州公認心理カウンセラー
上原英子です。
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就学前のクラスの生徒たちの作品。いろいろな♡があるね!
北米ではクリスマスもハロウィーンも行事にはチョコが付きもの。
バレンタイン・デーだから特別にチョコを贈るということでもないようです。
2月14日のバレンタイン・デーは、日本では女性が男性にチョコを贈る日。
本命チョコとか義理チョコ、友達や自分に贈る女性もいるんですね。
3月14日はチョコのお返しをするのは日本ならではでこちらにはない習慣。
それに、バレンタイン・デーは、どちらかというと男性が女性に、もしくは、お互いが贈り物をしあう日。
小学校では生徒同士、クラス・メートにカードを贈ることが多い。
取り残される子が出ないように、先生は親御さんに生徒がカードを
クラス全員分用意するように指導するんですって。
毎年、私はアート・セラピーの個人セッションをしている生徒全員に何か甘いものをプレゼントしています。
甘いものは、comfort:元気づけるものって
感じがするから。
今年は生徒たちが大好きな日本製の飴をバンクーバーのダイソーで
買って用意しておきました。
真っ赤な♡を生徒の人数分折って、一個ずつその中に入れました。
生徒たちは漢字に憧れているので、バレンタイン・デーにふさわしく
『愛』と記しました。
裏に『英子』の篆刻を捺したシールを貼って、何と書かれているか分かるようにEikoと記しておきました。
こんな小さな愛ですが、このプログラムの生徒たちにとっては特別なもの。
生徒たちは大喜び!変顔の写真を撮りました~
先生が毎日クラスに連れて来ているワンコが?な顔で見ています。
このクラスの先生も毎日ワンコを連れて来ていて、クラス・メートの一員に
なっています。
12/7/15 【K君2:もう頑張れないよ!】
http://kokoronoartwork.blogspot.ca/2015/12/12715-k.html
に登場したK君は日本のお菓子が大好き。
K君「バレンタイン・デーにってもらった日本の飴、
とってもおいしかったよ。
♡の折り紙に入っていて、『愛』って書いてあったね」
私「K君は日本のお菓子が好きだもんね。
みんなのこと大好きだから、愛って書いたよ。
喜んでくれて嬉しいな。」
↓以下は画面では青なのですが、赤から変換されません~
K君「♡に日本の飴を入れて僕たちにくれたのは、
特別なことだよ。
ありがとう!」
大人を喜ばせようとするK君は、わざわざ私にお礼を言いに来てくれた。
かたや私の目の前で飴を出し、手作りした♡折り紙を
ごみ箱に捨てようとしたのは、対人関係音痴のJ君。
02/6/16 【J君3:もう、たくさんだ~!】
http://kokoronoartwork.blogspot.ca/2016/02/2616-j3.html
私「J君、その♡の折り紙は私が一人一人に
ったんだよ。」
J君「こんな飴、初めてだ。
これは袋だから、飴を出したらゴミでしょ」
私「J君にとってはゴミかも知れないけど、
折角作ったものを目の前で捨てられたら悲しい。
この♡は持って帰って欲しいな。」
J君「???・・・じゃあ、持って帰るよ」
いろいろな生徒がいる代替教育プログラム。
イベント時に全員分を手作りするのは時間と労力が
掛かります。
それでも、このようなちょっとしたことの積み重ねが、
私と生徒との関係性を深めていくのだと、
喜びを感じながら手作りしています。