2013年10月20日日曜日

10/18/13 【セルフ・ヒーリングを探る】プレゼン参加

ここから車で30分ほどのシカムースという町で開かれた 

セルフ・ヒーリングを探る『自己変革と慢性症状』


というプレゼンに心理療法の部でアート・セラピーのプレゼンをしてきました。 

ドクターのクリニックのあるメディカル・センターの二階で催されました
 
会場にはヨガ・スタジオも隣接していて、興味を持った参加者続出

このイベントはビーチ医師の妻であるパム・ビーチの企画する『セルフ・ヒーリングを探る』シリーズの一貫として企画されました。
パム「これからは自らの症状を自分で管理、マネージメントするセルフ・ヒーリングの時代です」

ビーチ医師の『慢性の症状、痛みの理解と、薬と自己マネージメント』の講演、
そして、私を含め4名の代替医療に従じるプレゼンターが招聘されていました。  
秋らしいディスプレイには煙のでない電子キャンドルもありました


 参加者は代替医療のプレゼンに興味津々 
30年以上の臨床経歴を持つビーチ医師は、医薬品の乱用により副作用に苦しむ患者を数多く見てきたことを述べ、自分で症状の緩和を臨むセルフ・ヒーリングの大切さについて講演しました。
瞑想とはなんでしょう?

私たちは思考に振り回されがちですが、自分の思考を客観的に見つめるもう一人の自分を発達させることにより、うつや不安、ストレスによる不調などの症状が飛躍的に緩和されます。

まずは雑念(考えだけでなく、耳、皮膚、視覚刺激などから入ってくる情報も)を数えることから始めましょう。

私は1分間の内に雑音や視覚的刺激などが多く、10の雑念がありました。不安症の方は何と33もあったそうです。
フェルデンクライスとは身体の動作に意識を向け脳の再教育を図るメソッド。

まず、腕をあげるという動作をしてみましょう。

何も考えずにいきなり上げる時は、筋肉や関節がどのように用いられているかに無意識です。でも、ゆっくり、身体の感覚を感じながら腕を上げてみると、腕の筋肉、肩関節、肩甲骨の動きが分かります。

肩甲骨が上がると肋骨に隙間ができることが感じられ、たったひとつの動作から気づきがあったことに感心しました。
アート作りは心にいいと言われていますが、どうしてでしょうか?

グループ毎に話し合って発表。

表現力を豊かにする、緊張感を緩和する、集中することによって痛みや不安などから解放される、などさまざまな意見が寄せられました。

アート・セラピーは実践してこそ、どんなものか分かるもの。

香りマーカーでテーマに沿った絵を描いてみました。グループでシェアしたら、たった一枚の絵から自分の特性が分かったと驚きの声が上がりました。
最年少のプレゼンターはヨガ・スタジオを始めた女性。

運動選手時代の心身の不調をヨガで克服し、インストラクターに。ここ数年ヨガはカナダでも大人気。でも、ポーズをとるアサナのみに関心が寄せられ、他の心的な部分は知られていないそう。

時間切れでヨガの実践時間が取れなかったのが残念でした。

盛りだくさんのプレゼンに参加者は大満足のようす。

このシリーズは次回のイベントが来年初旬に企画されていて、私はアート・セラピストとしてワークショップに関わっていく予定。


セルフ・ヒーリングのシリーズのこれからの展開が楽しみです。

2013年10月12日土曜日

10/11/13【誕生パーティー】

10月生まれの私は秋の肌寒くなってくる季節に誕生日を迎えます。寒がりな私は誕生日が来ると、冬の訪れ覚悟します。

今年の誕生パーティーは、前倒しにして先週末に行われました。
同じく10月の行事のハロウィーンの仮装も取り入れて、参加者全員が仮装しました
 持ち寄りパーティーのテーブルはこんなに豪華になりました。
折角人が集まったので、パーティーの余興にアート・ゲームをしてみました。
それぞれの性格が良く表れて面白かったです。


自作のバースデー・ケーキにはラズベリーでEIKOといれました。
天使の仮装をしてケーキを運んで行って
まるで結婚式のように夫とケーキカットの儀をしました。
カードを頂くのが大好きな私は、頂いた誕生カードに大喜び!
友人や夫から頂いた大切なカードです。
今年の誕生パーティー参加の方には、ボトルに名前をサインしてもらいました。
そして、中には誕生日のメッセを書いて入れて頂きました。 

誕生日当日はランチはお出掛け、夕食は、おうちごはんでした。
カナダの母、マリアンさんと夫とレストランでランチを頂きました。
パイナップルをラム酒に漬け込みました。果実酒の出来上がりが楽しみ!
今年の誕生日のいい思い出になりました。 

ニュージーランド製のピンク・スパークリングワインと共に乾杯!
夕食は料理が苦手な私がグリーントマトのオーブン焼きとラタトゥーユに挑戦。
夫は私の好物のマカロニ・グラタンを作ってくれました。


先週末のパーティーも当日も盛りだくさんで楽しかったです。
明日からの一年を素晴らしい年にしていきたいです。

2013年10月3日木曜日

6/30/13 23. 講演会『アート・セラピーってなあに?』日本ホリスティックカラー協会主催 会場:京都伝統工芸館

遅ればせながら、2013年5~7月に行われた日本でのアート・セラピーの活動を綴ってきました。今回が今夏の日本のアート・セラピー活動の最終のご報告となります。

6/30(日) 23.講演会『アート・セラピーってなあに?』15:0016:30 (イベントは10:30-17:00)日本ホリスティックカラー協会 会場:京都伝統工芸館

日本ホリスティックカラー協会: http://www.jcha.biz/

関西では大阪を中心にアート・セラピーの活動をしてきましたが、京都で講師をするのは初めてでした。

御協会はカラーに携わる様々な人や興味のある人たちと繋がり、育ち合い、活かし合えるよう、ともに活動している協会なので、私が実践している心理療法のひとつとしてのアート・セラピーにご興味をお持ち下さいました。
今回の講演会にお招き頂けて光栄でした。
会場内ではカラー関連のミニセミナーやカウンセリング、パーソナルカラー診断が行われて盛り上がっていました。
私の今回の講演のテーマは「アート・セラピーってなに?」

質問に対して近隣者と話し合い、発表。また、スライドでクライアントのアート作品を事例として紹介しました。

カラーに携わり人と関わっている皆さんでしたので、私の希望でアート・エクササイズも体験して頂きました。
さすが、カラー関連の方たちなので、色選びはお手のものでした。
 自由に描く時も、色選びは真剣。
 「わ~、今描いているのは何かしら?」
 男性陣もお絵かきに挑戦しました。

参加者に講演の感想をお尋ねすると… 

「アート・セラピーは自由な分、表現がしやすく、思いがけない深層心理が出てくることを改めて感じました」

「アート・セラピーにはまだまだ可能性がある、幅広い分野だと分かりました」

「ばくぜんとした未来だけれど、何となく未来が見えてきた気がします」
参加者の皆さんとカナダからお持ちした夢を実現させるお守りのドリームキャッチャーを中心に撮影しました。

その後、協会紙に私からのイベントのご報告も載せて頂けて光栄でした。他の出展者の方々、そして、参加者の感想を伺え、これからの活動の参考にさせて頂きました。




講演会の後の茶話の時間に初めて体験した和み彩香。私が選んだ色と香りのカラーボトルです。

この後、それぞれのボトルのご説明を伺って興味深かったです。

和み彩香:http://www.mirai-ks.com/nagomiayaka.html

カラーに関連したお仕事をなさっている皆さん。
また来年も学びや気づきのきっかけを作りに訪れたいです。


お目に掛かれることを楽しみにしています。



2013年10月1日火曜日

6/29/13 22. アート&カラー・セラピーセミナー『心の架け橋としてのアート作り』  新大阪丸ビル新館

遅ればせながら、2013年5~7月に行われた日本でのアート・セラピーの活動を綴っていきます

6/29(土)22.アート&カラー・セラピーセミナー心の架け橋としてのアート作り主催:色彩NPO日本カラーネットワーク協会大阪 会場: 新大阪丸ビル新館

色彩NPO日本カラーネットワーク協会 http://www.npo-jcna.or.jp/
 会場は 新大阪駅前の丸ビル新館でした。
会場は8階でした~

東京会場で開催したアート&カラー・セラピーセミナー『心の架け橋としてのアート作り』と基本的に内容は同じでした。

講演会のテーマ 『心の架け橋としてのアート作り』
 
落書きも含めてお絵かきやアート作りは、人間の自然な表現活動のひとつです。

上手い・下手という批評のされ方を体験してから、多くの人がアート作りによる自己表現の扉を閉ざしてしまったのです。

心理療法のひとつとして、お絵かきやアート作りを通してクライアントと向かい合うアート・セラピー。

言葉にフォーカスするカウンセリングと違って、発達遅滞やさまざまな障害や加齢などのために上手に話せなくても、アート作品にはクライアントの筆舌に尽くし難い気持ちが表われます。

作品を心の架け橋として、セラピストとクライアントの心がふれあい、共感が生まれるのです。

この講演会では、カナダでの臨床家としての体験を交えて、実際にクライアントが制作したアート作品もご覧頂きます。

そして、実践的にどのようにアート作りを介して相手とコミュニケーションを取っていけばいいのかを学んで頂きます。

~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~

別の会場で開催したアート・セラピーのワークショップを受講した方が、更に学びたいからと、この会場にもいらして下さって嬉しかったです。

大阪会場は参加者が少人数だったため、参加者個人個人のお話や質問にもお応えしながらの進行となりました。

介護職に就いている方の患者さんとのコミュニケーションにどのようにアートが取り入れられるかなど、興味深いトピックも出ました。
 「二人でペアになってゲームみたいにアートするのって面白い」
 「オイルパステルを手にするの、久しぶり~♬」
「ロールプレイしてみると、自分と違う立場の人の気持ちも味わえるのね」

参加者の声を聴いてみると…

「絵を描くのが苦手だとアート・セラピーには向かないのかと思っていましたが、杞憂であったと分かりました。線を描いたり、形を見つけたりするのは誰でもできるし楽しいですね」

「介護職に就いているので、利用者さんとのコミュニケーションを取る際に、アートをゲーム感覚で取り入れてみたらどうかなとこのワークショップに参加して思い立ちました」

「自由に描いてみるって意外と難しいんですね。久しぶりにオイルパステルを手にしたら、何を描いたらいいのか分かりませんでした。今度は子どもの頃どんな落書きをしていたかなって思い出しながら描いてみたいです」

参加者はとても意欲的で、アート・セラピーを学びたい気持ちが伝わってきました。

「また大阪に来て下さい」

こんなお言葉を頂けて嬉しかったです。

また、大阪でもアート・セラピーのワークショップができるよう、活動していきます!