遅ればせながら、2013年5~7月に行われた日本でのアート・セラピーの活動を綴っていきます。
5/31(金)『アートで表現!病児とその家族の心のケア』13:00-16:00 会場:千代田プラットフォーム・スクエア
【概要】
長期療養が必要なお子さんの心にはさまざまな気持ちが渦巻いています。気持ちを素直に表現したくても抑えるてしまって心の奥底に閉じ込められた気持ちもあるかも知れません。
そんな気持ちをお子さんがお絵かきや工作などで表現しようとすることをご家族がサポートできたら、お子さんはどんなに心が解き放たれるでしょう。
それには、親御さんを含むご家族がご自身の気持ちとつながることが第一歩。このワークショップでは安心できる雰囲気の中で、さまざまな感情をアートを用いて表現してみます。そして、まずは親御さんが心のケアの仕方を体験してから、どのように療養中のお子さんの心のサポートをしていくのか体得していきます。
アート・セラピーは図画工作の技術は関係ないので、「お絵かきが苦手」な方でも気楽にご参加頂けます。
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この講演会は、前半は病児のアート・セラピーの事例を取り上げ、写真を含むスライドを用いた講義形式で進めました。
後半は参加者によるアート作りのエクササイズを通して、アートによってさまざまな気持ちが表現できることを体験して頂きました。
アート作りは病児を持つ親御さんの心のケアにも効くことを実感してなさっていました。
私自身が幼少期に喘息児で通院・入院の辛い体験があったこともあり、病児が病院で過ごす時間の質について思うところがありました。そのような原体験があったので、病児、また、病児を持つ親御さんや看護をする方々の心のケアは、私がずっと取り組みたかったテーマでした。
また、このような内容のプログラムを病院やNPOなどでも展開していきたいです。
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