2013年9月12日木曜日

6/4/13 10.『自分を受け入れて自尊感情を上げよう!』岩手県奥州市水沢地区センター

遅ればせながら、2013年5~7月に行われた日本でのアート・セラピーの活動を綴っていきます 

10.6/4(火)『自分を受け入れて自尊感情を上げよう!』18:00-21:00 会場:岩手県奥州市水沢地区センター
カナダでの臨床活動に加えて2010年から日本に帰国してアート・セラピーの活動を始めました。岩手県奥州市では初年度より例年、ワークショップ・個人セッションを開催させて頂いております。今回は2回シリーズでワークショップを開催しました。

第一日目のテーマ:自分を受け入れて自尊感情を上げよう! 
日本では、「自分を好きになれない、自信がない、自分を受け入れられない」と言う人が多いと聞きます。それは、自尊感情が低いから起こってくるのです。

自尊感情とは、自分には価値があり尊敬されるべき人間であると思えるのことです。単なる自己評価よりも感情的で抽象的なものなのです。

高い自尊感情は、不安感を和らげ、対処能力を高め、身体的健康を促進すること、ストレス対処能力の高さにつながり、逆に自尊感情が低い状態の人は、持続的にネガティブな感情を持つことになるのです。

だとしたら、自尊感情を上げていったら、心身共に健康的に生きられるようになりますね。自尊感情は生まれつきのものではなく、人生のどんな時期でも改善できるものです。

このワークショップでアート・エクササイズを体験しながら、自分を受け入れて自尊感情を上げていきましょう!テーマを与えられて表現するエクササイズは、直感を鍛える効果もあります。

「数種の画材から何を選んで描こうかな~」
 
さまざまなアート・エクササイズをした中で、「他者によるイメージ画」は特に印象的だった様子。グループのメンバーの印象を各自が描いて本人に渡します。ここで、自分のイメージ画を見て大いに盛り上がります。
 自分が描いた自己イメージと「他者によるイメージ画」、どんな共通点があったかな?

 「他者によるイメージ画」には抽象的表現もあれば、歌っている姿のような具体的なものもあります。どちらもあり、なのです。

参加者の声を聴いてみると、

「最初は自分の絵が下手なので気になっていました。皆さん、エクササイズをする時は自分の作業に集中しているし、作品をシェアする時は内容に注目するので、気にならなくなりました。」

「他者が自分をどう見ているのかいつも気になります。こんな風に自分のイメージを描いてもらう機会は始めてでした。どのイメージもポジティブなものでとても嬉しかったです。皆さんが描いて下さった私のイメージ画は宝物です!」

次回のワークショップは、 

第二日目テーマ:人生を決定していく力をつけよう!
この日に体験した自尊感情の上げ方が、どのように次回のワークショップに影響していくのでしょうか? 

乞うご期待!

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