6/10/14 15.『ケアと表現芸術を用いたアート・ワークの集い』大阪松下IMPビル

6月10日(火)18:00-20:00『ケアと表現芸術を用いたアート・ワークの集い』医療スタッフ研修会がOBP今村クリニック内科の主催により大阪松下IMPビル2階B会議室で催されました。

OBP今村クリニック内科のURL:http://www.obpmic.com/

『ケアと表現芸術を用いたアート・ワークの集い』

  

ケアや心理療法に興味のあるかたへ

今回カナダ在住BC州公認心理カウンセラー／同州公認アート・セラピストの上原英子さんによる『心のアート・ワーク』アート・セラピーのワークショップを開催します。

『アート・ワーク』は上原英子さんによるアート・セラピーの技法を取り入れたプログラム。今回は、体験を重視したワークショップ形式で行います。 

最初にアート・セラピーとはどういうものかのプレゼンテーション。

ケアの専門職の皆さん、真剣なまなざしで聴き入っていました

プレゼンの後、ワークショップの内容に入りました。
最初のアート･エクササイズは、二人一組になって行う

スクリブル:なぐり描きでした。

目を閉じている書き手の誘導の仕方はこんな感じ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のエクササイズでは、全てのコミュニケーションをしないで二人で

一枚の紙の上に描いていくものでした。

相手が何を描くのか、興味津々の面持ち。

そして、グループ画。

さまざまなアート・エクササイズをしてみた今の気分は

いかがでしょうか？

この気持ちをどのようにケアに取り入れていくかのイメージを描いて

頂きました。

 どこに何を描こうかな？

話し合いながら、そして、直観でさまざまなイメージが描かれました

ワイワイと和やかに作業した後でグループ画の発表！

 天地からお花が太陽に向かって咲き乱れています

 こちらも色とりどりのお花が

 世界文化遺産の富士山を臨むイメージ

若手が参加したグループは川を中心とした地図のようなイメージ

参加者の感想は… 

「ケアとアートってどう結び付くのか興味を持って来ました。

アートを用いてコミュニケーション向上できるって

素晴らしいです! 」

 

「絵が描けないからどうしようかと懸念していましたが、

やってみたら楽しかった！

もっと時間があったら、いろいろなエクササイズを

してみたかったです」

「伝える時って言葉に頼りがち。

このワークショップに参加してみて、アートを用いた方が

よく分かる場合もあるように感じられました」

「今日やってみたこれらのアート・エクササイズは、

同僚同士、ケアワーカーと患者という組み合わせて

してみるのも面白そう！話題が弾みそうです」

今回のこのワークショップの後には懇親会が設けられていました。

 

会場からはライトアップされた大阪城が臨めました

ワークショップの後の高揚した気分で、皆さんで乾杯！

今村院長ご夫妻と共に
 
今回のワークショップを皮切りに、来年は時間を長目にとって
開催できたら、というお話も出てワクワクしました。 

ケアとアート・セラピーの融合のワークショップ、来年の開催が
今から楽しみです。