2014年10月26日日曜日

6/2/14 10. 14:00-17:00『フォーカシングを学ぶ』岩手県奥州市開催



62()14:00-17:00に『フォーカシングを学ぶ』が 
岩手県奥州市水沢のコープ・アテルイ
ミトンサークルの主催により開催されました。
言葉にできない「モヤモヤ感」を感じたことはありますか。
 

「体や心の本当の声」を自分で捉えられない。
本当の自分が、置き去りにされたままの感覚。

その感覚にアートを使って「今」の自分に気づきませんか。

フォーカシングによって、深い癒しが期待できます。

フォーカシングは、「身体を使って自己の気づきを促し
心を癒していく、独特のプロセス」です。
 
身体の内側で何かを感じることから始めます。

それが、今まで蓄積された感情を解放する手がかりとなります。

身体の声に耳を傾け、洞察、身体のほぐれ、生活の前向きさに
変化を促していきます。

フォーカシングを用いたアート・セラピーのコースは
今回が初めての試み。

言葉では理解しにくい感覚に対して、私が朗読するように
ゆっくりと誘導することから始めました。

1.心の中に空間を作る作業

2.気になっていることの全体的な感じを身体で感じてみる

3.フェルトセンスを言葉やイメージで表す
 
「何かはっきりしない、漠然としたからだの感じ」を
フォーカシングでは、フェルトセンスと呼んでいます。
 
4.共鳴させる:フェルトセンスと呼ばれる言い回し、
またはイメージの間を行ったり来たりして、
両方がどのように共鳴するか、つきあわせて下さい。
そのために、もう一度フェルトセンスを
思い出して下さい。

5.尋ねる:この感じの中に何があるのか?何が必要なのでしょうか? 

6.受け取る:問題が解決したらどんな感じになるのでしょうか?

このプロセスの中で何度かアート・エクササイズを行い、段階ごとに
イメージとして表してもらいました。
今、自分の身体はどんな感じがしているのかしら?
各自が作成したアートをシェアし内なる身体の感覚を通して
どんなメッセージを受け取ったのか、
また、イメージと言葉でそれを表したことについて
話し合ってみました。

まず、各自が受容と慈愛のアート・エクササイズをしました。

「自分を受け入れてくれる、優しくて親切な、慈愛に
あふれている性質の人や場所、自然やスピリチャルなもの」 
を想いうかべてみて下さい。
そして今、これらの性質は、あなたの中にあります。
身体で感じてみてください。

各自の作業の後、グループで受容と慈愛のアート・エクササイズに
進みました。 
「今の自分を受け入れてくれる、優しくて親切な、
慈愛にあふれている性質のイメージ」
グループで作成してみました。
カラフルで曲線の表現が多い楽し気なイメージが出来上がりました

参加者の感想は…

「フォーカシングって聞いたことがなかったので、
どんな感じなのかワクワクしていました。
自分の身体の感覚に注意を向ける練習になりました」

「腹が立つ、胸が張り裂ける、などの身体を用いた表現が
日本にはありますよね。
身体の感覚を通して気持ちを伝えてくれているんですね」

「感覚をイメージ表す作業って、不思議な感じでした。
色や線の強弱、描き方でずいぶん微細に表現できる。
それが分かったことが収穫でした」

普段は自分の内面に蓋をして感じないようにする状況が多い
日本の暮らし。

自分の身体の内なる声に耳を澄ませるようになったら、
その感覚と「一緒に時を過ごす」こと自体が
喜びに感じられるようになっていくのが楽しみです。

このワークショップが岩手県奥州市での5回シリーズの最終回。

1セッション毎に参加が可能でしたが、
順を追って参加して頂けると、気づきが深まるように
内容を構成しました。

参加者の皆さんがどのようにこの気づきを自己成長に
発展させていかれるのか?

今から次回の岩手県での皆さんとの再会が楽しみです。



 


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