私が所属しているカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州の臨床心理カウンセラーの協会:BC Association of Clinical Counsellors(BCACC)
毎週、協会から心理療法の専門家の研修会情報がメールで送られてきます。
私の住んでいる地方では、多種の専門的な講座はなかなか受講する機会がないのが実情です。そこで、バンクーバーに来る前にリサーチして、 日程が合えば専門家の研修会を受講するようにしています。
今回の研修のテーマは 『ケア・ギバーのセルフ・ケア』講座でした。
主催は、United Canadaという協会でした。
http://www.unitedway.ca/
参加者は心理療法やシニア施設、政府の家族・子ども関係従事者が多く、自分の仕事に誇りを持ち遣り甲斐を感じている方ばかり。
でも、真面目に他者をケアする仕事に就いている人が、過剰なストレス反応、燃え尽き感、二次トラウマによる症状に苦しむことも。
私も今でこそワーク・ライフのバランスが取れてきたように感じますが、大学院の実習生の頃は、クライアントの感情の波に飲み込まれそうになったり、情緒不安定の状態を体験しました。
3時間の講座は、パワーポイントを用いての座学中心でしたが、ペアやグループのディスカッションもありました。配布物の内容も良く、後で復習しやすくて助かりました。
今年の日本滞在中にセラピストや医療関係者のセルフ・ケア講座が幾つか開催されるので、今回の学びをアート作りを介してプログラムにしていこうと意気揚揚としています。
講座の写真はないので、会場の入っている建物のショットを。
スカイライトが射し込んで明るくて都会的なデザインのビルでした。
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