去る3月26日、バンクーバー近郊の会場で以下のワークショップが開催されました。
バンクーバーで親子でアート・セラピー体験を!
BC州の公認アート・セラピストとしてカナダと日本でワークショップを
開催しています。
一般のアート教室は上手な完成品を作ることを目標としています。
私が発達させた『心のアート・ワーク』は、どのようにして
アート作りをするかを大切にしています。
このワークショップでは親子で一緒にアートを作り上げる楽しさや、
喜びを体験して頂きます。
学齢前のお子さんも、そして、「図画工作は苦手」という親御さんにも
安心してお試し頂けます。
このワークショップから得られる効果
*感情を充分に発散する (心の安定につながります)
*想像力を育てる (自分を助ける力や柔軟な思考力を養う)
*自分の心に耳を傾ける (自分は何をしたいの?)
*自分を認める力を養う (自分を大切にします)
*他の人を認める力を養う(他の人も自分と同じくらい大切)
今回の参加者は2歳~6歳の女児と、その親御さんでした。
二歳児にアート作りができるのでしょうか?
アート作品を作成することにフォーカスしてしまうと、完成品は、何だか分からない線や色の絵にも見えない代物かも知れません。
私が大切にしているのは、年齢が幼いお子さんでも、グループ
でのアート作りの部屋、テーブルで一緒に何かの作業をしていること。
テーマ通りに何か描いたり作ったりしていなくても、親御さんや
お友達と一緒に手作業をした楽しい経験が心に刻まれます。
会場に到着したら、最初に好きなようにお絵かきをして、気持ちをリラックス
さまざまな色や図案のスカーフを選んで1人ずつ自己紹介したり、
親御さんとチームになって、何を描いたか当てっこゲームなどに興じました。
指や手を入れて遊ぶパペットは遊び心を刺激します。
親子の縦の関係を取り払って、友達気分の横の関係を体験!
カナダではモデリング・クレイと呼ばれる紙粘土のように固くならない
弾力性があり発色の良い粘土が普及しています。
今回は白い粘土を用いて、親子で好きなように何か作ってみました。
パイプ・クリーナーや、(日本ではモールと呼ばれていますね?)を
用いて雪だるまや、食べ物を作りました。
親御さんと一緒に作った猫にヒゲや首輪を付けました。
親御さんの指導でハサミを使う練習も。
ピンクのパイプ・クリーナーをキャンドルに見立てて、バースデー・ケーキを作っているところ。
お子さんは、シールやテープなどを貼るのが大好きなことが多いので、
柄物のバンドエイドを用意。
シール、ちょっと厚手のフォームなど、いろいろな素材を貼ってみるのも楽しそうでした。
親御さんに感想をお尋ねしてみました。
「娘が集団で楽しく遊べることが分かりました」
「親子で遊べるアートを体験して楽しかったです」
「ちょっとした発想で色々なことを表現できるのですね」
また参加したいとのお言葉も頂き、嬉しかったです。
これからも、このような機会を作っていきたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿