日本でのアート・セラピーのワークショップ・講演会を終えてカナダに戻ったのが7月21日。
その翌週は地元の学齢児童へのアート教室の講師を務めました。
カナダ政府から支援されているMandellaプロジェクトという児童から十代対象の
支援機関にアート・グループのプログラムがあります。
シュスワップ・キッズ・アートは8~12歳の児童のアート教室です。
講師が日本人だからと着物風ドレスを着てきた生徒もいました。
彼女は毎日わざわざこのドレスを持ってきては会場で着替えていました。
自分がそれだけこのクラスに熱心だと私に認めて欲しかったようです。
特にグループでアート・セラピーをするわけではありませんが、
一人一人の生徒とのふれあいを大切にしてクラスをしていると、
自然と心を開いて私にいろいろなことを話してくれ、
また、気持ちをアートで表現する生徒がたくさんいました。
クレパスで下絵を描きます。どんな色を使っても、どんなふうに描いてもOK
みんな真剣に作業に望んでいます。
全体に黒い絵の具を塗って、乾いたら竹串で引っかいて絵や文字を浮き彫りにします。
黒く塗ってしまったらどこにどんな色を塗ったか分からなくなるので、浮き彫りにされた時に
出てくる色の意外性が楽しい。
自分の名前を入れたポスター制作。私は分度器、△定規、レタリングを使用。
セーラはフェレットが大好き。
マリーは私の真似をして分度器と△定規を象っていました。
紙を細長く切って、ビーズ作り
自分で作ったネックレスをして誇らしい気持ちに。
トイペの芯で作った蝶のブレスレット
見本に作っていったカップで作った兎さん
「私は象さんが作りたい」という生徒がいたので、鼻を長くしてみました。
使い捨てのプレート二枚でUFO。よく飛びます~
ティッシュの空き箱でカラフルな猫
こんな風に口がパクパク開きます。
折り紙はいつも大人気!
今日はこんなに作ったの!
もちろん、お絵描きも楽しい~
みんなで記念撮影。
カナダではあまりみんな揃った写真を撮ることがないので、並んだり、
自作の作品を持ったりすることに慣れていない様子。
紙粘土でビーズの形を作って、乾いてからアクリル絵の具で色を塗った手作りビーズ。
これをネックレスにして、生徒たちにプレゼントしました。
楽しかった5日間のアート・キャンプ。
「また来年もキッズ・アートを教えてね~」
と言ってくれた生徒たち。
私もまた皆にアートを教えたいな。
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