昨日2月2日のグラウンドホッグデーに冬眠中のアナグマが出てきて
自分の影を見ると冬はまだ長引くという言い伝えがあります。
今年は春の訪れまで今から6週間は掛るらしい。
英国でプレイ・ワーカーをしていたソフィア・クーパー講師と。
心を紐解くアート作り:プロセスを大切にする 『心のアート・ワーク』の
カナダBC州公認アート・セラピスト&同州公認心理カウンセラー
上原英子です。
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プレイ・セラピーという心理療法をご存じでしょうか?
「遊戯療法(ゆうぎりょうほう。英名:Play therapy)
原則として子供を対象に、遊びを主なコミュニケーション手段、および表現手段として行われる心理療法。
幼児(3から4歳)から児童期(11から12歳)までが中心的な対象。
ただし、大人も遊びに従事することで、単なる言語化では気づき
得ないことに至ることができるとし、大人に対する遊戯療法も実施されることがある。」
私はアート・セラピーと同じ分野の表現芸術療法のひとつとしてプレイ・セラピーの学会やワークショップを受講してきました。
今日はEarly Childhood Education:乳幼児教育学の有資格者対象の専門分野の勉強会に参加して、
『危険を伴う遊び:危険すぎるか、そうでないか』のワークショップ
に参加してきました~
この画像を見た時、自分の遊びの概念とカナダでのそれとの
違いを感じました。
このワークショップ参加者は女性のみでした!
7歳の息子さんのエピソードを組み込んだワークショップ
私は子どもの頃は病気がちで渡加するまで東京で育ったので、
遊ぶのはもっぱら屋内か、浅草『花やしき』などの施設だった。
ところが、ほとんどの参加者は田舎の出身者で、野原や海山で過ごした
時間を遊びだと認識していた。
さすが、講師は遊びの専門家!
立ち歩くアクティビティがふんだんに取り入れられていました。
グループワークをして発表する場面もたくさんありました。
それぞれのグループが活躍した発表シート
ワークショップでは、哲学的に遊びを捉えたり、実践的なアイディアを
出し合うグループワークの課題がいくつも出されました。
今回のテーマは、自主的な子どもの遊びを原型に、遊びの多様な要素を含めて試したり、ディスカッションをしました。
このテーマで話していて感じたのは、日本とカナダの親御さんの違い。
カナダでは親があまり子どもに関心がなく野放しになっていることが
多いけど、日本は反対に子どもに対して過保護/過干渉の親御さんが多すぎる。
親御さんが「ああせい、こうせい」とお子さんに指図するのは、
子どもの自然発生的な遊びを妨げることになることも。
私のグループからは五感を使う遊びのアイディアが満載
私のアート・セラピー臨床は4歳以上、上は幾つでもありなので、
未就学児を扱う施設に勤める人とは懸念する事項も違っていました。
今回の全日講習で頂いた修了書
遊びはお子さんにとって、とても大切な活動。
今日学んだことを臨床に活かしていきます!
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