今朝は車のリアーウィンドーが寒さで白く曇っていました。
ワークショップの講師のMicheal Douglas先生と。
今日は『共感疲労、二次的トラウマ、燃え尽き症候群とセルフ・ケア』の
ワークショップに参加して修了証を頂きました。
心を紐解くアート作り:プロセスを大切にする 『心のアート・ワーク』の
カナダBC州公認アート・セラピスト&同州公認心理カウンセラー
上原英子です。
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共感疲労:Compassion Fatigueは、どんなものなのでしょうか?
難しい経験をしていたり、苦悩の中にいる他者を
援助していること、または援助したいという思い
からくるストレス。
他者が経験している難しい経験(トラウマ
となるような経験)について知ることによって
おこる行動的・感情的な反応。
感情労働が激しい対人援助職に就いている人だけでなく、
教育関係者、介護をしている人も対象になりえるこの症状。
では、これはどんな症状に現れるのでしょうか?
簡易診断は以下の項目をチェックします。
身体的:
疲労困憊感、
不眠、
病気に罹りやすい、
頭痛、胃痛などの慢性症状、
行動的:
アルコールや薬物の使用量増加、
怒りやイライラ、
仕事や学校を頻繁に欠席、
他者への許容範囲の狭窄、
心理的:
感情面での疲労困憊感、
抑うつ感、
他者共感の欠如、
批判的、
不安感や非理論的な恐れ、
希望の喪失、
仕事の喜びの欠如
いかがでしょうか?
幾つか当てはまったら、共感疲労の気があるのかも・・・
今日のワークショップでは、ペアやグループ討議が多く、
居眠りしている間がない(笑)ほど、活気に満ちていました。
今日の 『共感疲労、二次的トラウマ、燃え尽き症候群とセルフ・ケア』の
ワークショップは共感疲労がメイン・テーマ。
そして、 二次的トラウマ、燃え尽き症候群にもふれて、
どのようにこれらの状態を回避していくかを学びました。
スライドだけでなく、自身の体験や文献の要約を盛り込んだ
充実した内容のワークショップでした。
私は日本でも医療関係、教育関係の機関で、
共感疲労をテーマとした講座をアート・セラピーを用いて開催しています。
今日、学んだ内容を取り入れて、来年の日本での講座を
企画していきますので、お楽しみに!
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