5月10日~7月7日まで帰国して日本でアート・セラピー講座を
開催していました。
お陰様で全38講座と個人セッションをつつがなく終え、
七夕の日に無事、カナダに戻りました。
心を紐解くアート作り:プロセスを大切にする 『心のアート・ワーク』の
カナダBC州公認アート・セラピスト&同州公認心理カウンセラー
上原英子です。
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私が住んでいるカナダ最西のBC州内陸部にあるサーモンアーム市は、
人口17,000あまりで、自然溢れる地域にあります。
この町で昨年から地域に対して貢献した人を表彰する
『コミュニティー・リーダー賞』が始まりました。
この賞には10部門あります。
私はカナダの母、メリアンさんが推薦して下さり、
この度、10部門の内のメンター(良き指導者)部門で受賞しました。
以下が新聞社からインタビューを受けた時のもようです。
「英子さんは、20年以上前にオカナガン・カレッジで英語が第二外国語の生徒のためのクラスの生徒でした。
彼女はそこを出発点として、アドラー大学の大学院を修了するという、素晴らしい学問的な道のりに進みました。
理想的な社会の平等性と民主的な生き方を効果的に達成するために、
このアドラー心理学は心理的に健康で協力的な個人、夫婦、家族を
勇気づける使命があります。
彼女自身の過去が、他者を助け良き指導者のキャリアを選ばせたのです。
上原「私は成長過程で感情的に辛い時代を送ってきました。
その体験が契機となり、同じような問題を持っている生徒たちを
心的にサポートしようと決心しました」
彼女のケアの元で、多くの心的トラウマや社会性に問題のある生徒たちを含めた若い世代の担い手が影響を受けてきた。
上原「私はアート(絵画造形)・セラピーと、プレイ(遊戯)セラピーを
用いています。
どちらも心理療法の中の表現芸術療法の手法です。
生徒たちはさまざまなオブジェを用いて遊びを楽しみます。
これらの療法は、恐れがなく、そして、言語を用いない方法で
自分の感情を表現する(心的治療)のに役立ちます」
上原はスクール・ディストリクト(教育庁管轄)83と個人開業部門で
心理療法を行っているだけでなく、ボランティアも施している。
サーモンアームの移民局、オカナガン;カレッジの英語が第二外国語の生徒のためのクラス、バスチョン(シニア)センターや、カナダ精神衛生局などでボランティアの経験がある。
上原「生徒たちの心理的な旅の生き証人となることはセラピスト冥利です。
サーモンアームやこの周辺、また、社会にこのような形で貢献できることで自分の素質を十分に発揮できていると感じています」
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残念ながら、6月18日の表彰式の日は日本にいたので出席できず、
夫とメリアンさんに列席してもらいました。私の代りに登壇して表彰されたメリアンさん(右から2番目)
夫とメリアンさんに表彰のギフトを掲げてもらえて嬉しかったです。
これからも心理療法を通して社会に貢献していきます!
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