7月6日(日)13:00-15:00 『「おやこ」プロジェクト: がん体験者のお母さんと
子どものためのアート・セラピー体験』が石川県立看護大学地域ケア
総合センターの共催、北國新聞社の後援で、石川県金沢市玉川こども図書館で開催されました。
親子で参加して下さった皆さんと。看護職の方々も多数参加して下さいました。 |
お子さんは字を書き始める前から自然とお絵描きをします。ところが大人になると絵の上手い下手が気になって、落書きですら気軽に描けなくなってしまう方も・・・。
この機会にお子さんとご一緒に何か創り上げることによって、いつもとは違う親子のこころのふれあいを体験してみませんか?
~治療的効果~
アート作りによって心が晴れる感情的な浄化作用
~想像力の開花~
~想像力の開花~
右脳:イメージ脳の活性化。未だ気づいていなかった自分自身 や違う見方があることに気づく
言葉にできなかったり普段意識することのない気持ちがイメージとしてアートに表れ、客観的に見ることができる
参加対象者:がん体験者とそのお子さん、アート・セラピーに関心の
ある看護師 カナダから持参したアメリカ製の香りマーカーの紹介をしました。それぞれのマーカーの匂いを嗅いでみたら、色によってフルーツの香りがするので楽しい!
親子でなぐり描きのアート・エクササイズをしてみると、描かれた線からいろいろなものが見つかりました。
創作の時間。親子でひとつの世界を作ってみましょう。
相談して決めてから作っても、1人ずつ作って後で合わせてみてもOK。
何ができあがったかな?
グループでこれからの希望を作ってみましょう。
折り紙や切り紙をした台紙に貼ってみるのもいいですね。
どんな世界ができるでしょうか?
鶴を折って3Dの作品にしてみよう
看護師の皆さんはチームワークが素晴らしかったです!
グループ発表ではメンバー全員が一言ずつ作品について話しました。
真ん中に動物のキャラが二匹いて、その周りに木や花、鳥などがいます |
ハートやキャラなど可愛いイメージの作品
青いモザイクの中にこれからも希望が溢れています
参加者の感想は…
「お母さんと一緒に香りの付いたマーカーで何の匂いか当てっこするのが楽しかったです。
みんなで一緒に大きい紙に描いたり、貼ったりして、ワクワクしました」
「子どもと一緒に参加して創作する講座は新鮮でした。
親として子どもにはつい教えたくなってしまいますが、一緒に遊ぶ時間を
持つのは大切なんですね。
楽しかったエクササイズは家でもやってみたいです」
「看護師として患者とその家族と関わる機会があります。
緊張感をほぐすのに、このようなアート活動はとても効果があると
実感しました。
これから臨床に取り入れていきたいです。」
今年で二年目のおやこプロジェクトでのアート・セラピー活動を体験して
頂けて何よりでした。
またこのような機会を持てると嬉しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿