2014年12月1日月曜日

11/29/14 『ソーシャル・シンキング研修会受講』

11月29日(土)9:30-12:00にBC州#83学区内教育センターで
『ソーシャル・シンキング研修会が、シュスワップ子ども協会と
BC州保険協会の協賛で開催されました。
 頭の上に付けているのは「吹き出し」、思っていることのシンボル

カナダBC州保険協会は日本でいう厚生労働省下の保健所のような機能もあります。言語療法士によるセッションも行われています。
今日のこの研修会には土曜日にも関わらず50名以上が受講。

今回の対象は学齢未満のお子さんの保育に関わる人たちで、親御さん、
保育士の他、セラピスト(言語療法士、絵画造形療法士←私)もいました。



 「ソーシャル・シンキング」を日本語に訳すと、社会的関係性の思考。

他者に対して配慮のない態度を取るお子さんに対して、保育に関わる私たちはどのように対したら効果的なのか。
この日の二人の講師は言語療法士。大きなメガネを掛けて、
見ることの大切さを視覚的に受講生にアピールしています。

考えるという行動を取る前に、私たちは頭の中で話していることが多いんですよね。これがthinking thoughts。 

目で状況をよく見て確かめながら考えることは、
thinking with your eyes

身体全体で集中して聴くことは、whole body listening
 
これらの新しい語彙を用いてお子さんと関わる方法を学び、練習しました。
1人が先生役になり、グループで発砲スチロール玉を雪に見立てて、一か所に集めるように指導。みんなちゃんと参加するかな?

わざと余所事をするふりをする人もいて、上記の語彙を用いてお子さんの参加を促す練習をしました。

そして…
みんなで一か所にボールを集められた時の喜びの表情!

他者とコミュニケーションを取る時に注視を促す練習をしました。
輪になってリーダーが目を見た人にHigh 5するので見られた人はちゃんと 
High 5返す練習をしました。
 3時間の研修を終了したら修了証が頂けました。
上原がEuharaになっているのはご愛嬌~
英語のスペルではeとuが並んでいる言葉がないので、よくVehara
と書き間違えられます。

私のクライアントには未就学児もいるので、ここで学んだことを臨床の現場で
活かしていきたいです。

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