2016年12月1日木曜日

11/30/16 【夢を託して作ったのは?】

11月最後の今日、雪にならず氷雨が降りました。
今年は特別降雪が遅い西カナダです。

 
公立学校で小学6年生~高1の有志生徒へのアート教室の開催

心を紐解くアート作り:プロセスを大切にする 『心のアート・ワーク』の
カナダBC州公認アート・セラピスト&同州公認心理カウンセラー
上原英子です。

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中3~高1の学校(セカンダリー・スクールの初級)で催された
アート教室。


今日はドリームキャッチャーを作りました。
 
ドリームキャッチャーとは、

北米の先住民族(インディアン)文化に伝わる
輪を基にした手作りの装飾品。

「良い夢は網目の中央にある穴を通って
眠っている人に運ばれてくるが、
悪夢は網目に引っかかったまま
夜明けと共に消え去る」
  
この町の4%は先住民族で、多くは居留地に住んでいます。
そして、彼らの作った手工業品は高価なものが多い。

学校では先住民族の生徒用の彼らの言葉を習うクラスもあり、
ドリームキャッチャーを作る教室に男女問わず生徒が参加しているのを見て、嬉しくなりました。

今日はアート・セラピストとして、手作業が難しい生徒を
サポートしました。
 
高1の女子たちは手早く作業を進めていました  
小6と中1の二人はじっくりと進めていました  
先住民族の中1の女子は一人で座って作成に没頭 
中1の男子たちは一緒に座って寡黙に作業中
2名の保護者が訪れて、自分の子どもについて手作業のサポート。

中には発達障害があり、指示を聞いたり、やり方を見て、
その通りに行うのが難しい生徒も。 

私は自分のやりかたにこだわって、なかなか進まない生徒に付いて、
声掛けしながら、困難な部分は手助けし、後は見守りの姿勢。

いつもしくじったり、のろかったりする生徒は、
こういう時に周りが気になって集中できなかったり、
逆に没頭し過ぎて、指示が耳に入らないことも。

 
「やった~!できたよ!」

本物のドリームキャッチャーは蝋掛けした紐を蜘蛛の巣を張るように
輪の中に張り巡らすのですが、
今回はドイリー(グラスや花瓶の敷物)を輪の中に紐で留める方法でした。

生徒が課題を達成できると、私も嬉しい!
 
自作のドリームキャッチャーを手に有志のみ参加の集合写真 
みんな満面の笑みに。

持ち帰ったドリームキャッチャーは枕元の下げられ、
生徒たちの夢を叶えてくれますように!

 

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