『ザ・インナー・ダンス』 に参加してきました。
自分が木になったイメージを身体で表現している私とスーザンさん
私は『紅梅』で、スーザンさんは『柳』
心を紐解くアート作り:プロセスを大切にする 『心のアート・ワーク』の
カナダBC州公認アート・セラピスト&同州公認心理カウンセラー
上原英子です。
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講師のスーザンさんは2014年からこの地域で月に一度の 表現芸術療法ワークショップ・シリーズを催しています。
先住民族の血を引く彼女はその文化や儀式にも通じていて、
ワークショップにも取り入れているのが興味深いです。
11月に参加した 『地球のメッセンジャー』は、こちらから~
http://kokoronoartwork.blogspot.ca/2015/11/110815.html
12月に参加した 『パワー・アニマルズ』は、こちらから~
http://kokoronoartwork.blogspot.jp/2015/12/12615.html
今日のテーマである内なるダンスは、スーザンさんとおしゃべりしていた時に
私が提案したもの。
「振付けのあるダンスを習うのではなく、
自分の心感じていることをムーブメントで表現する
ワークショップがいいな」
このアイディアを取り入れたワークショップに6名の女性が
参加しました。
サークルの中心には、灯されたキャンドルとジェム・ストーン、そして
ドリーム・キャッチャーが。
Gabrielle Rothのリズムを用いて、まずは身体ならし。
リズムと共にナレーションが「頭、首、肩…」とウォームアップする
身体のパーツを示唆しているので身体をかしやすい。
今回の自己イメージのテーマは『木』でした。驚いたのは6名の内半分の3名が『柳』を選んだこと。
私にとって柳は、幽霊が出る時の舞台装置のようなイメージ。
または、「柳に腕押し」の頼りなさの象徴なのであり得なかった。
私は神田明神に咲き誇る姿が思い出にある
『日本の紅梅』にしました。
ここで、5~7分間ペンの流れを留めないオート・ライティング・テクニックを用いて自分が選んだ木について書きまくりを。
自分が書いた文章の中で印象的な言葉を選んで、それらを用いて詩作を。
その後、床に敷いたヨガ・マットに横たわり、誘導瞑想に耳を傾ける。
その後、さまざまなジャンルの音楽が流れる中で自分が選んだ木のイメージを思い浮かべながら、身体の内側に意識を集中。
「この瞑想状態では、呻いたり話し出す人も。
動きと共にさまざまな感情が湧いてきたら、
それを身体で表現して。
泣いても、笑っても、怒鳴ってもいいの」
私は紅梅のメッセージは感じられないまま、身体が導くままに動き続けた。
スタジオからは泣き声や喘ぎ声、呻いている声も聞こえてくる。
私は急に可笑しくなって、ゲラゲラ大声で笑い続けた。
涙が出るくらい笑ったら、身体が空っぽになった感じ。
横たわったら、自分は今は疲れていて、夜にぐっすり眠りたいのだと感じられた。
ムーブメントの後に自分の木を描く時間に。
寒く凍てついた中で果敢に花をつける紅梅。
大地からの滋養、太陽の光、そよぐ風。
そして、温かい手に触れられて花開く刹那。
雪だるまが溶け出すほど紅梅の
心的エネルギーがほとばしる開花の瞬間。
シェアの時間には各人のさまざまな想いが表され、驚いたり、頷いたり、
共感溢れるひと時に。
最後に希望者でグループ写真の撮影を。
ワークショップの後に引いたカードは全て自分に必要なことばかり。
この日の夜はラベンダーのアロマオイルを垂らした塩湯にゆっくりと浸かって、
心身を解放しました。
ゆっくり眠る時間をとったら、身も心も蘇ったような心地になりました。
セルフ・ケアの必要な時を直観する大切さを実感したワークショップでした。
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