2014年2月20日木曜日

6/18/13 番外 表現芸術心理療法のための心のケア勉強会 主催N-CAT 豊島区「がんばれ!子供村」

遅ればせながら、2013年5~7月に行われた日本でのアート・セラピーの活動を綴っていきます

6/18(火)表現芸術心理療法士のための心のケア勉強会 
主催:N-CAT 会場:豊島区「がんばれ!子供村」


今回のワークショップを開催して下さったN-CATとは、Network of Creative Arts Therapistsの略。表現芸術心理療法士:アートセラピー、ダンス/ムーブメントセラピー、ドラマセラピー、ミュージックセラピー、表現アーツセラピー。これら5つの芸術療法を海外の研究・教育機関で学び、実践している専門家たちの集まりです。

N-CAT http://n-cat.jp/wordpress/
 池袋駅から徒歩10分くらいの会場「がんばれ!子供村」
仕事帰りに駆けつけて下さった方が多く、前橋から遠路遥々いらした方も!  

まずは他者紹介ゲーム。相手をインタビューして、内容を絵で描きます。そして、相手に成り代わって描いた絵を見せながら、他者紹介をします。
  
ワークショップの最初のエクササイズは、4つの図形から好きなものを一つ選び、その図形からイメージを作成してみました。

これはカナダの就活講義の中で、自分の特性を知る目的で行われているもの。皆さん、熱心にイメージを形にしていました。
どんなイメージが描かれるのでしょうか?

二番目は、アドラー派のセラピスト、コットマン博士による、優先的なパーソナリティー要素について。4つ動物から好きなものをひとつを選び、描き、その特性を語るエクササイズ。

同じ動物を選んだ人同士でグループになり、一緒に作業しました。どんなところがセールス・ポイントなのかを発表する場では、笑い声が上がっていました。最後は、グループ全員に自分のイメージ画を描いてもらうエクササイズは、短い時間なので、直感で描く練習にもなりました。

同業者の皆さんにワークショップの感想を伺ってみると…

「ユング心理学の勉強が多かったので、アドラー心理学を取り入れたワークショップ、すごく、すごく、おもしろかったです」

「自分のアプローチと違うやり方のグループ・ワークに参加してみて、いろいろな気づきがありました。今日、学んだことを、自分のグループでも活かしていきたいです」

「他者のイメージを描くエクササイズでは、本質に近いものがあったり、他のメンバーが描いたものと共通性のあるイメージがあったりして驚きました!」 

「いつも自分がファシリテーターとしてグループ・ワークを行っているので、他のセラピストのワークショップに参加して、参加者としての気持ちを体験できてよかったです。心のケアについて再考する機会になりました」
日本でセラピストや対人のお仕事などで活躍している皆さんとのショット。

今度は、自分が他の表現芸術心理療法士の行うグループ・ワークに参加してみたいです。また、カナダでの臨床体験を取り入れたアート・セラピーのワークショップができたら嬉しいです。

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