6/29(土)22.アート&カラー・セラピーセミナー『心の架け橋としてのアート作り』主催:色彩NPO日本カラーネットワーク協会大阪 会場: 新大阪丸ビル新館
色彩NPO日本カラーネットワーク協会 http://www.npo-jcna.or.jp/
東京会場で開催したアート&カラー・セラピーセミナー『心の架け橋としてのアート作り』と基本的に内容は同じでした。
講演会のテーマ 『心の架け橋としてのアート作り』
落書きも含めてお絵かきやアート作りは、人間の自然な表現活動のひとつです。
上手い・下手という批評のされ方を体験してから、多くの人がアート作りによる自己表現の扉を閉ざしてしまったのです。
心理療法のひとつとして、お絵かきやアート作りを通してクライアントと向かい合うアート・セラピー。
言葉にフォーカスするカウンセリングと違って、発達遅滞やさまざまな障害や加齢などのために上手に話せなくても、アート作品にはクライアントの筆舌に尽くし難い気持ちが表われます。
作品を心の架け橋として、セラピストとクライアントの心がふれあい、共感が生まれるのです。
この講演会では、カナダでの臨床家としての体験を交えて、実際にクライアントが制作したアート作品もご覧頂きます。
そして、実践的にどのようにアート作りを介して相手とコミュニケーションを取っていけばいいのかを学んで頂きます。
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別の会場で開催したアート・セラピーのワークショップを受講した方が、更に学びたいからと、この会場にもいらして下さって嬉しかったです。
大阪会場は参加者が少人数だったため、参加者個人個人のお話や質問にもお応えしながらの進行となりました。
介護職に就いている方の患者さんとのコミュニケーションにどのようにアートが取り入れられるかなど、興味深いトピックも出ました。
「二人でペアになってゲームみたいにアートするのって面白い」
「オイルパステルを手にするの、久しぶり~♬」
「ロールプレイしてみると、自分と違う立場の人の気持ちも味わえるのね」
参加者の声を聴いてみると…
「絵を描くのが苦手だとアート・セラピーには向かないのかと思っていましたが、杞憂であったと分かりました。線を描いたり、形を見つけたりするのは誰でもできるし楽しいですね」
「介護職に就いているので、利用者さんとのコミュニケーションを取る際に、アートをゲーム感覚で取り入れてみたらどうかなとこのワークショップに参加して思い立ちました」
「自由に描いてみるって意外と難しいんですね。久しぶりにオイルパステルを手にしたら、何を描いたらいいのか分かりませんでした。今度は子どもの頃どんな落書きをしていたかなって思い出しながら描いてみたいです」
参加者はとても意欲的で、アート・セラピーを学びたい気持ちが伝わってきました。
「また大阪に来て下さい」
こんなお言葉を頂けて嬉しかったです。
また、大阪でもアート・セラピーのワークショップができるよう、活動していきます!
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