セルフ・ヒーリングを探る『自己変革と慢性症状』
というプレゼンに心理療法の部でアート・セラピーのプレゼンをしてきました。
ドクターのクリニックのあるメディカル・センターの二階で催されました
会場にはヨガ・スタジオも隣接していて、興味を持った参加者続出
このイベントはビーチ医師の妻であるパム・ビーチの企画する『セルフ・ヒーリングを探る』シリーズの一貫として企画されました。
パム「これからは自らの症状を自分で管理、マネージメントするセルフ・ヒーリングの時代です」
ビーチ医師の『慢性の症状、痛みの理解と、薬と自己マネージメント』の講演、
そして、私を含め4名の代替医療に従じるプレゼンターが招聘されていました。
秋らしいディスプレイには煙のでない電子キャンドルもありました
参加者は代替医療のプレゼンに興味津々
30年以上の臨床経歴を持つビーチ医師は、医薬品の乱用により副作用に苦しむ患者を数多く見てきたことを述べ、自分で症状の緩和を臨むセルフ・ヒーリングの大切さについて講演しました。
瞑想とはなんでしょう?
私たちは思考に振り回されがちですが、自分の思考を客観的に見つめるもう一人の自分を発達させることにより、うつや不安、ストレスによる不調などの症状が飛躍的に緩和されます。
まずは雑念(考えだけでなく、耳、皮膚、視覚刺激などから入ってくる情報も)を数えることから始めましょう。
私は1分間の内に雑音や視覚的刺激などが多く、10の雑念がありました。不安症の方は何と33もあったそうです。
フェルデンクライスとは身体の動作に意識を向け脳の再教育を図るメソッド。
まず、腕をあげるという動作をしてみましょう。
何も考えずにいきなり上げる時は、筋肉や関節がどのように用いられているかに無意識です。でも、ゆっくり、身体の感覚を感じながら腕を上げてみると、腕の筋肉、肩関節、肩甲骨の動きが分かります。
肩甲骨が上がると肋骨に隙間ができることが感じられ、たったひとつの動作から気づきがあったことに感心しました。
アート作りは心にいいと言われていますが、どうしてでしょうか?
グループ毎に話し合って発表。
表現力を豊かにする、緊張感を緩和する、集中することによって痛みや不安などから解放される、などさまざまな意見が寄せられました。
アート・セラピーは実践してこそ、どんなものか分かるもの。
香りマーカーでテーマに沿った絵を描いてみました。グループでシェアしたら、たった一枚の絵から自分の特性が分かったと驚きの声が上がりました。
最年少のプレゼンターはヨガ・スタジオを始めた女性。
運動選手時代の心身の不調をヨガで克服し、インストラクターに。ここ数年ヨガはカナダでも大人気。でも、ポーズをとるアサナのみに関心が寄せられ、他の心的な部分は知られていないそう。
時間切れでヨガの実践時間が取れなかったのが残念でした。
盛りだくさんのプレゼンに参加者は大満足のようす。
このシリーズは次回のイベントが来年初旬に企画されていて、私はアート・セラピストとしてワークショップに関わっていく予定。
セルフ・ヒーリングのシリーズのこれからの展開が楽しみです。
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