2012年5月2日水曜日

4/30 『機が熟くすまで』

数年前から、アクリルや水彩絵の具を用いて制作したアートに自作の詩(日英両語)を
綴ってアートと詩のコラボ作品を制作しています。 

今回のタイトルは『機が熟くすまで』です。


 
『機が熟くすまで』

どんなに美しく咲き誇りたくても
機が熟さないと花は咲くことができない
焦っても、泣いても、怒っても
機が熟すまでは、蕾のまま

内的な成長と
外的な状況が
共時性で無限になる時
花は咲く時を迎える

その瞬間が来るまで
機が熟くすまで
できることをして待っていよう
忍ぶ心に春が来る日を

 
*カナダに来てからの下積み時代、(自分の活動が儘ならず英語習得や勉強に励んだ時期)
花に自分の人生をなぞらえて、こんな風に自らに言い聞かせていいました。




 
A Flower Blossoms When the Time is Ripe

It takes a long time for a flower to bloom
Because the flower blossoms when the time is ripe
There is no need to be frustrated or angry at the delay.

Only the moment when self growth and the situation are synchronized
Will the flower finally blossom

This means we need to wait for a suitable opportunity.
Whatever we challenge ourselves to achieve
Perseverance is essential to make things happen.






   アート制作のプロセス: 


 ウエット・オン・ウエットというテクニックを使用。
絵筆で水を刷き、そこに水で溶いた絵の具を数滴落として全体に色付けをしました。

 薄く溶いた絵の具で背景を重ね塗りし、花の部分の下色も付けました。

 枝の部分、中心の花、その他の蕾の部分に濃い目に色を重ねました。
中心の花の薄い色の部分は、にじ色への変色現象が起こるiridescenceという
絵の具を用いました。

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