2012年3月4日日曜日

3/3 日本語&寿司コース(2回分)

私の町から東に40kmほどのところにマラクワという小さな町があります。
この町の小学校は過疎のためになくなり、校舎を用いて希望者のための
寺子屋的小規模小学校と、ラーニング・センターとして運営されています。

http://www.malakwa.ca/community.php?p=3

今朝は雪が降っていて、どんよりとしたお天気模様でした。

このセンターより日本語のクラスを教えて欲しいと要請があり、
最初にカナダに住み始めたきっかけが日本語補助教師だった私は
昔取った杵柄、とばかり、隔週の土曜日に日本語&アートを教えることになりました。

前回のクラス(2/21)では各自の名前を日本語に直してポスター制作をしました。

カタカナ書き、そして、英語名の音から漢字を選んだものを熱心に描いています。

工作では日本語の新聞を用いてエコ紙袋の制作。
カナダではあまり紙袋が用いられていないので、
参加者は紙をリサイクルして自分で作れると知って喜んでいました。

ジムさんは色鉛筆で何度も漢字とカタカナを練習し、名前がたくさん書かれていました。




 アストリーダさんは自分の名前を波の青と反対色のオレンジで装飾。アートしています。


トレバーさんは漢字→カタカナ→漢字のサンドイッチ状態に(笑)


ダイアンさんはカリグラフィ(インクとペン)を習っているので、その技を発揮してくれました。


ダイアンさんの高校生の娘のコートニ-ちゃんは水玉柄で可愛い感じに仕上げていました。


 ダイアンさんの大学生の息子のジャスティン君はアートが得意なので制作中も楽しそう!



 自分の名前の日本語ポスターと手作り新聞紙エコバッグを持って誇らしげな皆さん。


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3/3今日はこのコースの最終日で、しかも雛祭りの日。
皆さんから日本食料理クラスのリクエストがあったので、お寿司作りもできる夫に頼んで
日本語学習と共に巻き寿司のお料理教室も開催しました。

廃校した小学校を使っているので、未だに黒板に白墨を用います。
この頃、板書はホワイトボードに慣れていたので、黒板に書くのが新鮮な感じです。

 折角の機会なので、夫には祭半纏を着て手拭いを被ってもらって気分を盛り上げました(笑)
これじゃあ日本食の料理人ではなく、祭りで神輿担ぎするみたいですね。

 後姿はこんな感じでした。なんだか大工の棟梁みたいな…

 学校のキッチンを用いて実際に巻き寿司を作りました。
 カナダのお鍋、大きい!もっと大きいサイズもありました~

夫の巻き寿司の作り方の説明に聞き入る参加者たち。

巻簾の上におっかなびっくり寿司飯を敷き詰めています。

一人ずつ巻寿司を作って、おいしく頂きました。
お子さんは初めてのお寿司の味に馴染めなかったようで、
寿司飯だけパクパク食べていました(笑)

 全員で記念撮影~
 友人お手製の豹柄の割烹着を着た私は祭半纏姿の夫の横に。

皆さん、この日本語&アート(お料理教室も)とても楽しんで下さり、
また開催して欲しいとのご要望がありました。
機会を作って、また日本語や文化のクラスを教えたいです。


2012年2月24日金曜日

2/23 『心の氷柱』アートと詩のコラボ

数年前から、アクリルや水彩絵の具を用いて制作したアートに自作の詩(日英両語)を
綴ってアートと詩のコラボ作品を制作しています。

私が住んでいるカナダ西部の田舎町も三寒四温で少しずつ暖かくなってきました。

今回のタイトルは『心の氷柱』です。

 
『心の氷柱』

一本の氷の棒のように見える氷柱
ジッと目を凝らして見てみると
そこには年輪のような輪っかが
いくつも重なったものだと分かる

たった一つの大きな惨事が作った
心の傷ではない
連綿と続いた
心の傷の累積が氷柱の姿になった

多くの人は
「こんなものは要らない」と
根元から力尽くでへし折ろうとする
そして、自らの手を痛めてしまう

この氷柱を解かせるのは
暖かい太陽の陽射しだけ
春の兆しが感じられる頃に
一滴ずつ氷は涙となって零れ落ちる

機が熟して
心が温かさを感じられるようになったら
自分を守るために築いてきた氷のよろいは
もういらなくなる

心に春の陽が射すまでは
生きるために大切な心の氷柱
その冷たさにくちづけをして
雫が流れ落ちる、その日を想おう

 
Icicles in the Heart

Icicles look like icy sticks hanging under a roof.
However, when I gazed at them closely
I found there are layers in the icy rings.

If each ring is an emotional hurt,
I see that the icicle is not made from one catastrophic trauma,
They are made from rings of hurt feelings.

That is why we try to break the rings inside the icicles,
But end up with aching hands due to the coldness.

Only warm sunshine could melt the icicles.
In the same sense, when she is touched by someone’s emotional warmth,
A tear drop runs down her cheeks as she lets go of her pain.

When we are ready to move on we no longer need
To be frozen emotionally to protect ourselves from further hurt,

Before the time is right to let go of our pain,
We should not try to break the icicles by force.
Rather, we long for the day the inner rings to melt
While we observe them closely.

 
*氷柱の姿を描いていたら、心のトラウマとそこから立ち直る姿が
浮き彫りにされているように感じました。



 アート制作のプロセス:
最初に氷柱、空、木の輪郭を描いて、背景から塗っていきました。

 そして、氷柱を一本一本描き、アクリル溶剤を塗って、その部分に光沢を持たせました。

2012年2月8日水曜日

2/4 日本語&アート教室始まり

今年の西カナダは本当に寒い冬を迎えています。
それでも、寒さに強いカナダ人はコートの下は半袖のTシャツ一枚だったり、
体感気温の差を感じます。

私の町から東に40kmほどのところにマラクワという小さな町があります。
この町の小学校は過疎のためになくなり、校舎を用いて希望者のための
寺子屋的小規模小学校と、ラーニング・センターとして運営されています。

http://www.malakwa.ca/community.php?p=3

このセンターは元は小学校でした

二階建ての小さな建物です


このセンターより日本語のクラスを教えて欲しいと要請があり、
最初にカナダに住み始めたきっかけが日本語補助教師だった私は
昔取った杵柄、とばかり、隔週の土曜日に日本語&アートを教えることになりました。

日本語は分かるけど、アートは何をするのか?

参加者の自己紹介を絵に描いてしてもらったり、
クラスの中で言葉で交わす部分を絵や図を描いたりして交流を図ります。

また、アートは文化的な紹介の部分にも用います。
簡単なところから、最初のクラスでは節分の鬼のお面作りをしました。

 まずはバレンタイン・デーのためのハートを手に持って
そして、各自作った鬼のお面を掛けて
 一回3時間という長丁場なクラスなのですが、皆さん興味を持っていろいろ質問したり、
アートも楽しんで試していたのであっという間に感じられました。

私は学生時代、英語が好きだったのですが、学校の勉強はあまりにも退屈でした。
なので、自分が日本語を教える時は、参加者に楽しんでもらいながら学んで欲しいのです。

楽しく学んで脳のトレーニングにもなると好評のクラスは、
学校が春休みになる前に後2回予定されています。







2012年2月2日木曜日

2/1 『一本の絆』アートと詩のコラボ

数年前から、アクリルや水彩絵の具を用いて制作したアートに自作の詩(日英両語)を
綴ってアートと詩のコラボ作品を制作しています。

今回のタイトルは『一本の絆』です。

 

『一本の絆』

誰でも一度くらい
生きていたくなくなっても不思議はない
そんな時、
そこで留まるか、
逝き急いでしまうかは、
ほんの糸一本くらいの違いしかない

15歳の凍てつく日曜日の午後
もう、生きていたくないほど絶望し
一本だけ電話を掛けてから
そのまま高いビルから飛び降りてしまおうと
受話器を取った

先生は私の電話を受けて
「どうせ死ぬのなら、今日でも明日でも
変わりはないでしょう。
だったら、明日、学校に来て私に会いに来て
約束よ」
先生は慌てふためくこともなく、
平然とこう言い放って送話器を置いた

翌日、先生に会うためだけに
制服を着て、重い心を引きづって
なんとか学校に辿りついた
その頃には、これ以上の重労働は
考えられなくなっていた
自らの命を断つほどの意気も萎えていた

あの時、脆く崩れかけた私の命を
向こう側でしっかりと、でも、平静に
握り締めてくれた感触が
消えかけていた私の命の火を
もう一度灯す勇気につながった

一本の電話が
心と心を結ぶ絆となって
命綱となってくれた

今度は私が
差し伸べてくる小さな手の
反対側でしっかりと握り締めよう
一本の絆を
心の命綱を



A Thread of Attachment

When one has no desire to live,
There’s a very small difference, thin as a thread,
To decide to whether to give up
Or stay in this world.

When I was fifteen, I was in despair and did not want to live.
I called my school counselor to say good-bye to her.
She said, “It’s the same whether you kill yourself today or tomorrow.
So promise you’ll come and see me tomorrow.”

The next day it took all my strength to go to school.
When I saw my school counsellor, I was so discouraged I had no will to live.
However, I sensed my councilor held a thin thread binding us together,
A conviction that turned a light on in my life before it had almost gone out.

That one phone call was a bond between us,
Encouraging me and saving my life.
Now it is my turn to establish the same bond with my client,
The bond that binds clients and a therapist together.


*スクールカウンセラーとの関わりが、思春期の自殺念慮の命綱となった
自らの体験を綴ってみました。


アート制作のプロセス:


最初に手と絆という文字を白く抜いて背景の水色を塗りました。



手と絆という文字に色を塗り


絆の字と同色の毛糸を編んで、一本の糸に見えるようにしました。
そして、しっかりと留まるようにキャンバスに穴を開けて毛糸を通しました。

2012年1月16日月曜日

1/12 ガールズ(8-12歳対象)・グループ開始!



The Mandella Projectは私の住んでいる町のユース:8-12歳、13-17歳のための
アクティビティーのプログラムなどを運営しています。

The Mandella Project:www.youthpartners.ca

私が担当していてきたのは毎木曜日の3:00~4:30p.m.の 
Art Explosion:芸術は爆発!のクラスでした。
対象年齢は8-12歳。
男女混合のクラスですが、大抵は女子のみが参加していました。




パンフレットにあるこのArt Explosionの説明は以下の通りです。

A few of the reasons ART has value for you/your child
アートがあなたとあなたの子どもにとって価値がある理由は・・・


►learning to think creatively, with an open mind
オープン・マインドで創造的に考えることを学べる。

►practicing problem-solving skills, critical-thinking skills, and art-making skills
問題解決方、批評的な考え方、そしてアート制作の技術が学べる。

►discovering that there is more than one right answer, multiple points of view
一つ以上の正しい答え、幾つもの見方があることを発見できる。

►learning to collaborate with others
他者との共同作業の仕方を学べる。

►introducing to cultures from around the world
世界中からの文化を紹介してもらえる。

►Even with physical, emotional or learning challenges, can experience success in the arts
身体的、感情的、また、挑戦することを学ぶことでアート制作の成功体験ができる。

►Arts build confidence - there is not just one right way to make art,
therefore everyone can feel pride in his or her original artistic creations
アート制作によって自信が持てるようになる。
アート制作はたった一つの正しいやり方があるわけではないので、
自分なりのアート作品を誇りに感じられる。



 
私のクラスに来ている少女たちの行動を観察していて、さまざまな気付きがありました。
そこで、アート・インストラクターではなく、心理療法家としての眼差しから
このプログラムを仕切っている上司Lさんにその気付きをお話しさせて頂きました。

私の目から見ると、それぞれの少女が心の傷つき体験を持っているであろうこと。
その影響からか情緒的(他の面でも)発達が遅滞しているような行動が見られること。
悲しみや喪失感を安全な場で他者と共有すること、また、共通するこれらの体験を内在化していくのにアート・セラピーのグループが望ましい方法のひとつであること。
Lさんは私がアート・セラピストであることをご存知だったので、

「では、このArt Explosionのクラスを参加者限定のアート・セラピーのグループにしてもらえない?」

と持ちかけてくれました。
私にとっては願ってもないお申し出でした。

このような経緯で、2012年新年から私の教えていたArt Explosion:芸術は爆発!のクラスは、
このガールズ(8-12歳対象)・グループになりました。

プログラムに参加可能な登録済みの生徒さんの親御さん宛に
グループの説明や注意点なども事前にお伝え頂いておき、私も用意万端で初日を迎えました。

時間より早く会場入りしてLさんに尋ねてみました。

私「このグループは何人くらい来るかしら?」

Lさん「登録者は10人以上いるけど1月はまだ参加する子が少ないかもね、新年明けたばかりだから」

さすが、カナダってのんびりしているな~と思いながら参加者を待ちました。

開始時間を過ぎてからやってきた少女が一人。
私が折り紙を教えてくれるのが楽しいから来たとのこと。
う~ん、グループでは特に折り紙をする予定はないんだけどな・・・

とりあえず、折り紙の個人教授状態で他の参加者を待ちました。

ずっと姉妹で参加している二人がやってきて、3人で折り紙の時間に。

「今日、学校で折り鶴を習ってきたの。空覚えで折れるよ。たくさん折るんだ~」
折り紙に超乗り気な妹ちゃん。

どーしよーかな~
折り紙の合間に今日のグループの内容をさりげなく導入しようかな~



簡単な折り紙の本(ダイソー製)に出ていたご飯茶碗を作りたい!少女がいて、
こんな風にご飯茶碗3膳という形で作品として仕上げました。 お箸まで作って満足気。
全部自分で作って、日本語だけ私に書いて欲しいということで引き受けました。

その内、お姉ちゃんが、こんなことを言い出しました。


姉「このお茶碗、巨大なのを作って逆さまにしたらワンピースみたいね」

私「じゃあ、作ってみようか」

ということになり、1m四方の正方形で折ったお茶碗を逆さにして、
毛糸で肩紐をつけて着てみると・・・















































































































































これじゃあワンピというより、エプロンみたい(笑)




その内、姉妹の妹ちゃんが机の上に上向けになり、顔を逆さに。
そこにお姉ちゃんがボールペンで目を描いて、顔を表現してみました。
目だけで、鼻を描かないのがいいんだそうです(笑)

大きな鶴も見てみたいというので、私は再び1m四方の正方形で折り鶴作成。
そんなことをしていたら、終了時間が近づいてきました。

アートの時間はライブみたいなもので、どう趣向を凝らしてみても、
シナリオ通りに進まないことが多いと体験から学びました。
こんな日もあるさ、と今週は折り紙に終始したことを受け入れました。



お迎えのお母さんに今日作った作品を見せた少女の横顔は笑顔に満ちていました。
大きな鶴も持って帰ることにして、その翼の懐に全ての今日作った作品を内包。
まるで幸運を運ぶ特別な鳥のようになりました。
巨大鶴を折った私もこんな風に使ってくれて嬉しかったです。

あと9週間あるガールズ(8-12歳対象)・グループ
一応、毎週、グループの内容・制作物の準備はしては行きますが、
現場に臨機応変に対応していくことにします。

2012年1月7日土曜日

1/5 自閉症スペクトラム障害児とのアート・セラピー講演会


初日の出ではありませんが、新年早々、こんな朝焼けが見えました。

昨夜、私が住んでいる町の自閉症スペクトラム障害:ASDのためのサポート・グループに対して
『自閉症スペクトラム障害児とのアート・セラピー』の講演会が開催され、
講師としてスライド・プレゼンテーションをしてきました。

 セットアップを担当してくれたBさんは言語学の博士号を持ち、言語療法士としても活躍中。

自閉症スペクトラム障害をWikkipediaから引用してみます。

自閉症スペクトラム(じへいしょうスペクトラム、英語: autism spectrum, autistic spectrum)とは、自閉症、アスペルガー症候群(日本語ではアスペと略されて呼ばれることもある)、
特定不能の広汎性発達障害などの各疾患を広汎性発達障害の連続体の1要素として
捉えたもののことである。

自閉症の説明はこちら。

自閉症(じへいしょう、Autism)は、社会性や他者とのコミュニケーション能力に困難が生じる
発達障害の一種。先天性の脳機能障害であるが、脳機能上の異常から認知障害の発症へといたる具体的なメカニズムについては未解明の部分が多い。
時に、早期幼児自閉症、小児自閉症、あるいはカナー自閉症と呼ばれる。

日常語でうつ病やひきこもり、内気な性格を指して自閉症と呼ぶこともあるが、
これは医学的には完全に誤った用語である。

発症率は増加の傾向にあり、現在では大まかに「100人に1人」と言われています。

私はカナダBC州教育庁管轄の83部門で公認アート・セラピストとして仕事をしています。
主に問題行動のある生徒と一対一の個人セッションを継続的にしています。
その中にはアスペルガーを含む自閉症傾向のある生徒もいます。

今回の『自閉症スペクトラム障害児とのアート・セラピー』の講演会では、
主に私がセッションをしてきたASD傾向の生徒たちのアートワークの写真を元に、
それぞれの症例を紹介する形になりました。

最初にアート・セラピーにおける自閉症スペクトラム障害児の治療的ゴールのご紹介しました。

自己認識感を向上させること 。

 社会性を発達させること。

 行動の変化を起こすこと。
 
 問題解決力をつけていくこと。

 安全な環境の中で創造的な発想ができるようにしていくこと。

 侵入的な考えを締め出すために手を使った活動をすることに集中できるようになること。

Art Therapy for High Functioning Autism - How to Get Started

一口に自閉症スペクトラム障害児と言っても、それぞれの症例は変化に富んでいます。
私とのセッションで上記の項目の内の幾つかが飛躍的に向上した例もあれば、
効果が遅々として現れなかった例もありました。

ひとつだけ言えるのは、どの生徒も活き活きとアート・セラピーに取り組んだということ。
瞳が輝いて、笑顔がこぼれるようになりました。
地元の保健所内のホールには自閉症スペクトラム障害児の親御さんや専門家が
集まりました。

60枚以上の写真をした私の講演時間は1時間。皆さん、とても熱心に見入っていて、
質問の声も上がり活気のある会となりました。
そして、最後に発達障がいの生徒に対して共感を感じる体験を綴った私の詩を朗読しました。



Baby Steps Make Changes


I was born and raised in Japan.
When I started to learn English in grade seven,
I was excited and thrilled,
And dreamed of going abroad in the future.

When I came to Canada to teach Japanese.
I felt like my dream had come true.
I had much knowledge in teaching Japanese culture.
However I could not write, read or speak English well.

I was frustrated when others didn't understand me,
I was anxious when I couldn't write well.
I was helpless when I couldn't understand what others were saying.

I know how hard it is when we are not understood,
When we are not accepted,
And when we are not valued for who really are
Because we cannot do things the way others expect.

Then we start to walk with baby steps.
We can show we have different qualities,
And begin to express our inner feelings,
Striving to do the best we can.

These baby steps make changes,
Changes that lead to our dreams coming true.
Little by little, one day at a time,
We step forward towards a bright future.



【よちよち歩きから始めよう】



私は日本で生まれ育った。
中学で英語のクラスが始まった時、
ワクワク・ドキドキしたっけ。
英語ができるようになって、いつか海外に行くことを夢見て。

日本語を教えにカナダにやってきた時、
夢が実現した!って嬉しかった。
でも、日本の文化を教える知識はあったけど、
英語の読み書きやしゃべりはうまくできなかった。

自分が理解されなかった時の不満感
うまく書けなかった時の不安感
他の人が話していることが分からなかった時の救いようのない気持ち
全て味わってきた。

だから、私にはわかる。
自分が理解されず、受け入れられず、
本来の自分の価値を分かってもらえない時の苦しさを。
ただ、他の人の期待に沿うようにできないために。

そんな気持ちの時は,
よちよち歩きから始めよう。
自分は違うよさを持っていることを示し、
自らの気持ちを表現し、
できるだけのことをしてみようよ!

このよちよち歩きは変化を生み出すから、
そして、夢の実現に導いてくれる。
少しずつ、毎日一歩ずつ
明るい未来に向かって歩み続けていけばいい

© Eiko Uehara 2008

お子さんの姿を思い浮かべながら朗読に聴き入って下さったサポートグループの
親御さんたち。 私のアート・セラピーの実践に対して共感を抱いて頂けて本望でした。

この後の懇話の時間には自閉症スペクトラム障害のお子さんに対してのアート・セラピーを
試してみたいという親御さんが何人かいらして、いろいろとお話してきました。

ASDサポートグループの会長よりお礼状を頂いて帰りました。

 開封してみると、感謝の気持ちと共に地元のカフェのギフト・サーティフィケートも
入っていて嬉しかったです。

膨大な数の写真を検索し、写真を選んでスライドを編纂するのに莫大な時間を費やしましたが、こんなに喜んで頂けてセラピスト冥利につきました。

2012年1月2日月曜日

12/29 バンクーバーでの初グループ・アート・セラピー


 皆様、明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します。

日本より16時間遅れでカナダ西部のBC州は年明け致しました。


歳の暮れと新年をバンクーバーで過ごすのがここ数年の習慣になっています。そして、今回のバンクーバー滞在で初めて、バンクーバーで日本語による”グループ・アート・セラピー”を開催しました。しかも、このワークショップは笑いヨガとコラボで企画されました。

今回のフライヤーです。

『心のアート・ワーク』楽くアート・セラピー体験を!

アート・セラピーとは、画材やクラフト材料などを用いて
心の中にあるいろいろな気持ちを外に出してみる方法です。
このワークショップに参加するのにアートを作ることが
上手かどうかは関係ありません。
私の『心のアート・ワーク』法は、どのようにそのアートを
作ったかのプロセスにフォーカスします。
「絵を描くのは苦手」という方こそご参加頂き、創造する楽しさを
知って頂きたいのです。参加された方々とテーマに沿った
アート・ワークをして気持ちをシェアして分かり合えたり、
自分とは違うものに出会って刺激を受けることも新鮮な体験になります。
心のフィットネスに行ってリフレッシュするような気軽な気持ちで
『心のアート・ワーク』を楽しんでみませんか?
 
テーマ『新しい年、新しい自分でスタート!』

誰もが「来年こそは夢を叶えたい!」と期待と共に始める新しい年。新しい自分に出会って目標や夢を叶えませんか?新しい自分になるに、今まで持ち続けてきた自分に対する考えや、心をよぎっていったさまざまな想い。また、無意識の内に取ってきた行動を見直す機会を持ってみましょう。それらを受け入れて既にいらなくなったものは感謝と共に手離していくことは幸せになるための大切な過程のひとつ。このワークショップに参加して新しい自分に出会って、来る2012年を変化の年にしてみませんか?


この新しい自分に出会う行程の仕上げは、お腹の底から笑う楽しさを体験して頂きます。ラフターヨガ認定リーダー郁子Kunzさんによる『笑いヨガ』をお楽しみ下さい。笑う角には福来る!皆さんでいち早く来年の福を呼び込みましょう!

この日は定員を上回る7名の参加者が集まりました。

昨年から受けている私のアート・セラピー・セッション(個人、グループ)の体験談を自作のアートと共に語るHさん

夏に受けたアート・セラピーの個人セッションの感想を語るMさん

お二人の体験談に聴き入っていた参加者からは、初めて臨むアート・セラピーへの緊張感が柔らでいくような表情が感じられました。

ペアになってお互いに成り代わって相手を紹介しあうエクササイズ。会場からは笑いが絶えませんでした。


今年の自分をイメージで表すと…


色や形を用いて自分の1年を振り合えってみる作業

これらのアート・エクササイズを通して2011年の自分の一年間を改めて客観的に見直してみる機会を得ました。

途中でお茶の時間を取って、豪華なお茶菓子を頂きリラックス。


お手製のお菓子も持ち寄られ、お話しも弾みました。

私のアートと詩のコラボ作品を会場に展示させて頂きました。
お茶の時間の後は、感情のついての心理学的学びを組み入れました。そして、エネルギーは低いながらも、ポジティブな状態であるリラックスした状態をどのように作り出したらいいのかを実習しました。



各自、配られたビーズのトレイから12個選んで、自分のブレスレットを制作しました。なぜ12個なのかというと、私が伝授した深呼吸法は1回で16秒間。それを12回続けると3分間あまりとなります。1日に3回ビーズを爪弾きながらこの3分間の深呼吸法を実施することにより、心の平安が得られるようになっていくのです。

一つずつ選んだビーズにはさまざまな想いが籠められています



  















































































































































最後に全員参加で来年のイメージを描いてみました
ハート♡がいっぱいのイメージに仕上がりました。アート・セラピーの部はここまで。  


アート・セラピーの後は郁子さんの笑いヨガのはじまりはじまり~
笑いヨガでは身体もよ~く伸ばします。そして、お腹の底から声を出して笑う練習をしました。

全員で描いたイメージと共に笑いヨガ後の最高の笑顔で!
最後のお楽しみは、全員で作ったイメージを引きちぎって、各自好きな部分を持って帰ります。ポジティブな来年のイメージの一部を自分に内在化させる効果もあります。 




日本語によるバンクーバーでの初グループ・アート・セラピーは大成功でした。

参加者の皆さんの輝かしい2012年が楽しみです!