2013年12月14日土曜日

12/13/13【移民のための英語クラスでのアート・セラピー】

私が住むBC州の内陸部には数校のキャンパスを構えるOC: オカナガン・カレッジという教育機関があります。私は2009年よりOCで、一般向け、また、教育アシスタント養成コースでのアート・セラピーの講師を務めています。

今回は移民のための英語クラスでのアート・セラピーを依頼されました。1993年に渡加した時、私も第二外国語としての英語クラスを取っていたので、とても懐かしい気持ちに。

このクラスでは他国からカナダに移民してきた人々が英語を学んでいます。年齢層は20代~70代と広く、英語のレベルもさまざま。
3年前にカナダに降り立った人から1960年代に移民した人も!

ペアでお互いが相手になりきって紹介するエクササイズや、
感情を絵やジェスチャーで表現して当てるゲームをして盛り上がりました。
今の自分の感情を表現したらどんな顔になる?描いてみよう!
ストレスを和らげようと人はさまざまな感覚を用います。あなたの方法は8つのカテゴリーのどれに当てはまるでしょうか?

今回のハイライトは、カナダ移民として未来にどんな希望を叶えていきたいか。グループ毎にアート作りしました。 
イスラエルやウクレニア、日本からと多文化要素のあるアート作り
 ポンポンやレースなどを用いて繊細にイメージを表現
 このグループは紙を四等分して各々のスペースに自己表現
 お子さんも参加して折紙や切り紙で過去から未来までを表現
それぞれのグループのイメージを並べてみると、こんなに感じに
お子さんと一緒の先生(右下)と生徒さんとの集合写真
この後、今日の感想を記して頂き、私が渡加して英語ができなかった時に感じた気持ちと、そこからの旅立ちの自作の詩を朗読して閉会しました。
今日は特別にお茶菓子の持ち寄りをしていて、クラスの後で様々な国のお味を堪能しました。
クラスに日本人の生徒さんが数名いるからか、巻寿司もありました!

多文化の国、北米で暮らす人たちへのアート・セラピーはとても遣り甲斐を感じました。またこのような機会が訪れますように。


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