北米は9月が新学年度のスタート時期。
生徒たちは毎年9月の第二週の火曜日から学校が始まることが多いようです。
私はアート・セラピストとして生徒と一対一でセッションをするので、学校が落ち着いてくる
九月末以降に仕事を始めることになります。
問題行動のある生徒の通う『代替教育プログラム』は、この学区域内に3校5プログラムあります。
このプログラムは少人数制で1クラス8名まで。
先生と補助の先生の二人の大人が担当しています。
それでも問題行動のある生徒は手に余る場合が多く、先生は本当に大変そうです。
私は毎週、全てのプログラムに出向いて生徒と一対一でアート・セラピーをしています。
小学校に併設されているプログラムは幼児から13歳までの生徒がいて、年齢層が広いです。
ジュニアのクラスは6歳~12歳まで。今年もこのプログラムは今のところ男子生徒のみ。
机の下に隠れようとしている子も。
こちらのジュニアのクラスも小1~小5の男子生徒たち。
私はまるで寝仏陀のようなポーズで写真撮影に臨んでいます。
シニアのクラスは13歳~16歳。男子が殆どで、女生徒は少数。
「変な顔して写真を撮ろう!」みんなこんな表情に。
このシニアのクラスでは先生が「集合写真に参加するかどうかは自分で決めていい」と言ったので、
一人の女生徒は写真撮影を拒否しました。
私の受け持っている生徒は90%以上が男子生徒。
問題行動を起こす率は男子の方が高いとは端的には言い切れないのですが、
女子が不安やうつの問題が多いのに対し、男子は暴力やいじめ、反抗など
直接的にクラスに影響を及ぼす行動を取ることが多いようです。
今年度も9月最終週に私のアート・セラピーの新学年がスタートしました。
最大数まで増えると、40名の生徒と毎週かわるがわるセッションすることになります。
どんなセッションになっていくのかとワクワクしています。
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