先日、6・7月の一ヵ月半の日本滞在を終えて7月末にカナダに帰ってきました。
今回の日本滞在も昨年に負けず劣らずハード・スケジュールでした。
このブログにリアル・タイムでアート・セラピーの講演などの模様を更新したかったのですが、
カナダに帰ってきてからアップすることになってしまいました。
去る、6月26日(土)千代田区の『ちよだプラットフォーム』で
グリーフ・カウンセリング・センター主催による
『アートを用いたグリーフ・ワーク』の講演・演習会が催されました。
グリーフとは何でしょう?
Grief:悲嘆に暮れること
近親者の死などの喪失感と向き合うための作業を意味します。
G.C.C.:グリーフ・カウンセリング・センターのHP
今回、GCCの認定グリーフ・カウンセラー向け資格保守を目的とした
二日間の「強化セミナー」の、後半1日の講師を務めさせて頂きました。
センター代表者も参加してのこのセミナー、皆さんの熱意がこちらにも伝わって来ました。
会場はビルの一室の会議室でした。
スライドを用いた問題提起や、アートの写真観賞。
その後に実際にアートを制作する演習が行われました。
それぞれに描いたアートを見せながらシェアする場面
センター代表自らグリーフへの思いを語りました。
感情の交換もグリーフの大切な過程の一部。
一般的には公に話し合うことのない悲しみの感情。
このセミナーでは、カウンセラーの資格を持った参加者が、
その過程にどのようにアートを用いて関与していくかを学んで頂きました。
「今日はアートで感情を表現することについて、たくさんのことを学びました」
ある参加者が私にこのような言葉を掛けて下さいました。
皆さんのこれからのグリーフ・カウンセラーとしての活躍が楽しみです。
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