2011年8月5日金曜日

6/26 グリーフ・カウンセリング・センター講演・演習会

先日、6・7月の一ヵ月半の日本滞在を終えて7月末にカナダに帰ってきました。

今回の日本滞在も昨年に負けず劣らずハード・スケジュールでした。
このブログにリアル・タイムでアート・セラピーの講演などの模様を更新したかったのですが、
カナダに帰ってきてからアップすることになってしまいました。

去る、6月26日(土)千代田区の『ちよだプラットフォーム』で
グリーフ・カウンセリング・センター主催による
『アートを用いたグリーフ・ワーク』の講演・演習会が催されました。

グリーフとは何でしょう?

Grief:悲嘆に暮れること
近親者の死などの喪失感と向き合うための作業を意味します。

G.C.C.:グリーフ・カウンセリング・センターのHP

今回、GCCの認定グリーフ・カウンセラー向け資格保守を目的とした
二日間の「強化セミナー」の、後半1日の講師を務めさせて頂きました。

センター代表者も参加してのこのセミナー、皆さんの熱意がこちらにも伝わって来ました。


会場はビルの一室の会議室でした。
スライドを用いた問題提起や、アートの写真観賞。
その後に実際にアートを制作する演習が行われました。


それぞれに描いたアートを見せながらシェアする場面


センター代表自らグリーフへの思いを語りました。


感情の交換もグリーフの大切な過程の一部。

一般的には公に話し合うことのない悲しみの感情。
このセミナーでは、カウンセラーの資格を持った参加者が、
その過程にどのようにアートを用いて関与していくかを学んで頂きました。

「今日はアートで感情を表現することについて、たくさんのことを学びました」

ある参加者が私にこのような言葉を掛けて下さいました。

皆さんのこれからのグリーフ・カウンセラーとしての活躍が楽しみです。

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