第二回箱庭療法協会&プレイ・セラピー協会ジョイントの
学会に参加しました。
遊びや箱庭を用いた療法は、学びの場も楽しい!
心を紐解くアート作り:プロセスを大切にする 『心のアート・ワーク』の
カナダBC州公認アート・セラピスト&同州公認心理カウンセラー
上原英子です。
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プレイ・セラピーとは 主に12歳以下の子ども対象
に遊びを主なコミュニケーション手段、表現手段
として行われる心理療法のこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8A%E6%88%AF%E7%99%82%E6%B3%95
おもちゃや箱庭などを用いるので、楽しく遊ぶ
心理療法をイメージしがち。
でも、プレイ・セラピーは、精神分析派の流れを
汲んでいて、マスターするのに難易度の高い
心理療法なのです。
それぞれの参加者が持参したオブジェを開会式の時に好きなように置いて儀式としました。
私はレースのような柄に見えるグレイのジェムストーンを置ました。 誰かがゴムで囲いました。
最初の講演はこの療法の歴史や概論を網羅したもので、英語の講演を聴きながらスライドの内容を理解していくのが大変でした。
バンクーバー在住でBC大学で教鞭を執るアート・セラピストでありプレイ・セラピスのアラン氏と、プレイ・セラピストの妻による講演。
ユング派の理念を図式化したスライド
私は彼女が描いた絵を見て、日本文化に触れた子どもではないかと感じましたが、カナダではマイノリティーの日系なので、まさかね~
ところが、教授の言葉からやっぱり日本人の12歳児を事例にしていたと分かって自分の勘に◎
『大人にも遊びが必要!』のワークショップ
発達段階でアビューズなどによりトラウマが積み重なった大人は、子ども時代に遊びを体験していない場合もあり、遊び方が分からないことが往々にしてあるという事例でした。
テキサスの大学教授のこのワークショップでは、
いきなりビーチボールが放り投げられて、
参加者は座ったままボールを受け取っては
投げるを繰り返す顛末も。
ボール遊びもひとつの遊びの形、を体験しました。
セラピストの心的ストレスと燃え尽きについて
各席にこんなクラフト材が置かれていました。
キットの木を組み立てて、葉に自分の特性を
ひとつずつ記してセットしたところ。
参加者各自がクラウンと帽子を飾りつけして、
自分の生活での役割毎に被り替えるイメージを
遊び心と共に体験しました。
『私は何歳?プレイルームでの青少年たち』
こちらのワークショップでも心的トラウマについて
学び、発達段階でのそれが心の発育を阻んでしまうこと。
また、クライアントの実際の年齢ではなく、心の発達年齢を探って心理療法を行う大切さについて学びました。
内容は元より、ものすごくプロっぽいワークショップの
展開の仕方が勉強になりました。
アメリカ人の先生の徹底した自己主張的態度、素晴らしかったです!
とっても抽象的な解釈が多い精神分析系の
概念を用いたワークショップ
「感じる」ということはどういうことなのか?
セラピストがクライアントの態度や遊びに何かしらを感じた時、それをどう用いて心理療法をするか?
実際にあるクライアントが作った箱庭を再現して見せたこの先生の記憶力ってすごい!
開会の儀式でジェムストーンを置いた私が
その石と引き換えに、誰かが置いたオブジェを
紙に包んだものを一つ選んで開けてみたら、
黄色くて手触りがスベスベの石でした!
この石は私のコンピューターの横に置いて、
神経が疲れた時にそっと握っています。
3日間で新しい知識や体験を詰め込んだ今回の学会参加。
次の機会も是非、参加したいです。
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