自作の詩(日英両語)を綴ってアートと詩のコラボ作品を制作しています。
今回のタイトルは『冬の太陽』です。
『冬の太陽』
空を見上げると
明るいのに太陽は見えない
そこには薄く膜がはったように
眩しさを阻んでいる
そこに太陽があるのは分かっている
でも、実感として光は網膜に射しこまない
あるのは、ぼんやりとした丸い塊
それは全ての命の象徴
時が経てば
また灼熱を放つ太陽に会える
目をつぶし、肌を焦がす
それまでは太陽の冬眠につきあおう
The Winter Sun
When I looked up at the sky,
I saw lights, but not the sun.
I found a light shield over it,
And the sunlight did not dazzle my eyes.
I know the sun exists up there,
However, I do not see its rays of light.
What I perceive is a vague round object
behind the clouds.
Symboling all living things in the world.
As the time goes by,
I will see the sun and the dazzling light
That blinds my eyes
and burns my skin.
Until then I will
live under the sun
アート制作のプロセス:
最初に下部の茶と上部の空の色を塗り、太陽の部分は空けておきました。
パレット・ナイフで何層にも絵の具をキャンバスに塗り付けていく作業に没頭しました。
コンピューターで画像の色のコントラストを強くしてみました。