2016年11月21日月曜日

11/18/16 【コラージュがお告げを!】

仕事やリサーチで慌ただしくしていたらブログ更新がご無沙汰に。
今年は初雪が遅く、11月後半になってから振った西カナダです。



今回参加した表現芸術療法のワークショップの講師と共に

心を紐解くアート作り:プロセスを大切にする 『心のアート・ワーク』の
カナダBC州公認アート・セラピスト&同州公認心理カウンセラー
上原英子です。 


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私が専門にしているアート・セラピーは、日本語だと絵画造形療法。

クライアントのアート作りを通して行う

心理療法です。

対して、表現芸術療法は、視覚芸術に加え、
音楽、動作、遊び、ドラマ、詩などを書く作業などの表現も
用いて、心、身体、感情などにアプローチする療法です。

先日、スザンヌの
表現芸術療法のワークショップに参加しました。

今回のワークショップのテーマは
2017年のビジョンをコラージュで!

 

参加者が囲んだ円形の座標の中心に
こんなシンボルが置かれていました。 


開会は自己紹介とこの講座への参加動機を一言。
そして、おみくじを引くように一枚カードを選びます。
 
私がひいたカードは、『正直さ』
私はこのカードの意味をコラージュに反映させることに。

今回のメインの作業はコラージュ制作。

参加者は自分の笑っている写真を持参するようにとのことでした。


作業は二人でひとつのテーブルを使うので、
真ん中にスカーフで仕切りがしてありました。  

自分の領地を特別にするための小道具。好きなオブジェを選びます。 
私が選んだのは、赤いシートが2枚、その上に黄緑のシートを貼りました。

キャンドルの周りに選んだオブジェを置き、四隅にマーブルを置きました。

スナックとハーブティーの用意も忘れません(笑)
  古雑誌から切り抜いた自分の氣になったイメージと、
自分の写真が載った新聞記事をランダムに置いてみました。


日本ではコラージュ療法という分野が確立されていますが、
北米ではアート・セラピーのひとつのアプローチ。


セラピストがセッションでクライアントに対して作品の配置の

分析をするのではなく、クライアントにイメージを語ってもらうのに
用いることが多いようです。


私は正直な気持ちで切り抜いたイメージをランダムに配置し、
それをしっくりくる配置に変えていく作業。
それぞれイメージの配置が決定したら糊付け。

こんなコラージュが完成しました~

右下方の岩のアーチの中を切り取り、虹の写真を貼り付けました。 

私はこの岩のアーチを超えたところに、
光を、虹を見たいのです。
 
全員のコラージュを円形に並べて、その周りを歩きました。
一枚一枚の作品と対話をして、その息吹きを感じ取りました。

クロージングではコラージュについて、
また、2017年のビジョンについて語りました。

1人1人、具体的なプラン、また、抽象的なイメージもありました。

私の場合は〇〇を成し遂げるという具体的なものではなく、
心の平安と、自分の心の正直に生き続ける
イメージでした。

「これでいいのだ!」 

講師のスザンヌと二人でインフィニティ∞の形を作りました。
ちなみに私が首に巻いているのは、子ども用の帯、三尺で~す。


これからもこのような機会に自己表現を通して自分のあり方を
確認していきたいです。


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