2014年12月10日水曜日

7/6/14 31. 『「おやこ」プロジェクト: がん体験者のお母さんと子どものためのアート・セラピー体験』石川県金沢市玉川こども図書館


7月6日(日)13:00-15:00 『「おやこ」プロジェクト: がん体験者のお母さんと
子どものためのアート・セラピー体験』が石川県立看護大学地域ケア
総合センターの共催、北國新聞社の後援で、石川県金沢市玉川こども図書館で開催されました。
親子で参加して下さった皆さんと。看護職の方々も多数参加して下さいました。


 


7月8日の北國新聞に小さいながらも記事が掲載されました。

絵画造形療法は、表現芸術療法という音楽や遊びなどを用いて気持ちを表現する心理療法のひとつ。

お子さんは字を書き始める前から自然とお絵描きをします。ところが大人になると絵の上手い下手が気になって、落書きですら気軽に描けなくなってしまう方も・・・。               

   この機会にお子さんとご一緒に何か創り上げることによって、いつもとは違う親子のこころのふれあいを体験してみませんか?

~治療的効果~ 

アート作りによって心が晴れる感情的な浄化作用   

~想像力の開花~
右脳:イメージ脳の活性化。未だ気づいていなかった自分自身 や違う見方があることに気づく

~心理的効果~ 
   言葉にできなかったり普段意識することのない気持ちがイメージとしてアートに表れ、客観的に見ることができる


参加対象者:がん体験者とそのお子さん、アート・セラピーに関心の
ある看護師 

カナダから持参したアメリカ製の香りマーカーの紹介をしました。それぞれのマーカーの匂いを嗅いでみたら、色によってフルーツの香りがするので楽しい!
親子でなぐり描きのアート・エクササイズをしてみると、描かれた線からいろいろなものが見つかりました。

創作の時間。親子でひとつの世界を作ってみましょう。
相談して決めてから作っても、1人ずつ作って後で合わせてみてもOK。

何ができあがったかな? 

グループでこれからの希望を作ってみましょう。
折り紙や切り紙をした台紙に貼ってみるのもいいですね。
どんな世界ができるでしょうか?

鶴を折って3Dの作品にしてみよう
看護師の皆さんはチームワークが素晴らしかったです!

グループ発表ではメンバー全員が一言ずつ作品について話しました。
真ん中に動物のキャラが二匹いて、その周りに木や花、鳥などがいます

どんなふうにみんなで作ったのかお話ししてくれました
ハートやキャラなど可愛いイメージの作品
青いモザイクの中にこれからも希望が溢れています
真ん中の女性像からさまざまな要素が発信されていきます

参加者の感想は…

「お母さんと一緒に香りの付いたマーカーで何の匂いか当てっこするのが楽しかったです。
みんなで一緒に大きい紙に描いたり、貼ったりして、ワクワクしました」

「子どもと一緒に参加して創作する講座は新鮮でした。
親として子どもにはつい教えたくなってしまいますが、一緒に遊ぶ時間を
持つのは大切なんですね。
楽しかったエクササイズは家でもやってみたいです」

「看護師として患者とその家族と関わる機会があります。
緊張感をほぐすのに、このようなアート活動はとても効果があると
実感しました。
これから臨床に取り入れていきたいです。」

今年で二年目のおやこプロジェクトでのアート・セラピー活動を体験して
頂けて何よりでした。
またこのような機会を持てると嬉しいです。



0 件のコメント:

コメントを投稿